静岡地本(本部長・杉谷1空佐)は1月26日、空自浜松基地に所在する1航空団整備補給群補給隊から、イベントなどで展示するための被服を受け取った。
静岡地本は、県内各地で開催されるイベントなどで広報ブースを開設し、陸海空自の制服などを展示している。今回は、自衛隊のさまざまな仕事により興味を持ってもらおうと、展示物のバリエーションを増やすことを企画。同基地と調整し、空自の被服を展示用として長期間借用することになった。
借用したのは、パイロットが航空機に搭乗する際に着用する航空服(夏用・冬用)や航空ヘルメット、作業服のほか、寒冷水域での不時着水時にウエットスーツのような役割をする耐水服と耐寒服、高速飛行中の高い加速度(G)への耐性を増加させる耐G服など合計13点。
これらの被服は今後、イベントの際に地本広報ブースで展示するほか、イベントに先立ち、静岡募集案内所で航空服や航空ヘルメットなど数点を展示する予定。
静岡地本は「これからも部隊などの協力を得て、実際に見たり触れたりできる被服の実物などを活用し、多くの県民に自衛隊に興味を持ってもらえるよう、広報活動を実施していく」としている。