群馬地本高崎地域事務所(所長・土屋3陸尉)は12月27日、海空自の女性隊員の協力を得て、同所で「ガールズトーク」を開催した。群馬県には陸自の施設しかなく、入隊希望者らが海空の女性隊員と交流する機会がないため、高崎所が企画。

 入隊予定者3人のほか、ホームページやチラシで情報を得た募集対象者ら9人が参加した。自衛隊からは、佐藤海士長(館山基地)、大原1海士(掃海母艦「うらが」)、伊藤空士長(横田基地)が出席した。

 参加者は、最初は制服姿の女性隊員を前に緊張した様子だったが、紅茶を飲み、チョコレートを食べながらの懇談に次第にリラックスした表情となり、時折笑い声も聞こえる和やかな雰囲気となった。

 女性隊員は自己紹介後、自衛隊の説明や仕事のやりがいなどを話した。その後、入隊予定者と今後の受験を検討している人をグループ分けし、個別面談を行った。

 入隊予定者から、「入隊までの期間は何をすればよいか」「自分は文化部で体力がないが、大丈夫か」などの相談があり、女性隊員が経験談などを話して不安を解消した。一方、受験を検討しているグループでは、「陸自のイメージしかないので、海空は何をしているか詳しく教えてほしい」などの質問もあった。

 群馬地本は「限られた時間の中で、参加者の不安解消に対応してくれた3人に心から感謝している。女性の活躍推進のため引き続きガールズトークなどを開催し、募集広報を積極的に展開していく」としている。

画像1: 海空自の女性隊員とのガールズトークで不安解消|群馬地本
画像2: 海空自の女性隊員とのガールズトークで不安解消|群馬地本
画像3: 海空自の女性隊員とのガールズトークで不安解消|群馬地本
画像: ガールズトークに参加した女性隊員 左から 大原1海士、伊藤空士長、佐藤海士長、田畑1陸曹 (※撮影のためマスクを外しています)

ガールズトークに参加した女性隊員
左から 大原1海士、伊藤空士長、佐藤海士長、田畑1陸曹
(※撮影のためマスクを外しています)


◆関連リンク
自衛隊 群馬地方協力本部
高崎地域事務所
https://www.mod.go.jp/pco/gunma/bosyuannai/takasaki_sho/takasaki.html

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