今年は中高生を中心に招待!

 毎年、10倍を超える当選確率のプラチナチケットとなる「自衛隊音楽まつり」。陸海空自各音楽隊や全国の自衛隊太鼓、忘れてはならない防大生のファンシードリルなど、隊員や学生たちは年に1度の晴れ舞台を目指し、日々修練を重ねてきていました。

 しかし、今年は新型コロナウイルス感染症拡大防止に配慮し規模縮小での開催。また観覧者についても「来賓の招待は行わず、より多くの青少年に防衛省・自衛隊に対する関心を持っていただく契機とするため、中高生を中心に招待・公募を行う」との公式発表が。

 こればかりは仕方がありません。しかし、数々の諸問題がある中、開催を実現してくれた関係者の皆さんに感謝し、今回は"未来ある若者たち"(いや、我々壮年者にも未来はある!)が音楽を楽しんでいただける、そして自衛隊に興味を抱いてくれる場になることを願いましょう。

 観覧希望の方は下記の要領で応募が可能とのこと。会場は「3密」を避けた入場となると思いますので、当選者数も限られてくるとは思いますが、対象者の方はぜひチャレンジを!

応募要項(防衛省発表より転記)

1.公演日時

11月28日(土)第1回
第2回
14:00~15:15
19:00~20:15
11月29日(日)第3回
第4回
14:00~15:15
19:00~20:15

※12月24日(木)にオーチャードホールで開催する合同コンサートの公募については、11月上旬の公募を予定

2.場所
昭和女子大学 人見記念講堂

3.応募資格
中学生~32歳の方(本人及び同伴者の計2名までを受付けます。同伴者については、33歳以上の方でも可能ですが、中学生未満の方の同伴はご遠慮ください)

4.応募要領
インターネット(防衛省ホームページ)による応募
https://www.mod.go.jp/j/publication/ongaku-matsuri/index.html

5.応募期間
10月16日(金)13:00~11月1日(日)24:00

6.その他
新型コロナウイルス感染への懸念から、従来、自衛隊音楽まつりで披露しているドリル演奏を行うことが極めて困難なことから、クラシックを中心とした吹奏楽の演奏会となります

儀仗や隊員の士気向上、市民への広報も

 音楽隊は、防衛大臣直轄の部隊が陸海空自に一つずつあることに加え、このほかに各地域を管轄する、陸自の各方面隊(5隊)、海自の地方隊(5隊)、空自の航空方面隊(4隊)が置かれ、さらに陸自には師団や旅団の音楽隊が15隊編成されています。

 近年では、2009年に初めて声楽として三宅由佳莉3海曹が採用されました。その後、歌姫は陸海空自合わせて5人に。その活躍の姿を目に、耳にされた方も多いのではないでしょうか。ちなみに記事トップの写真は2018年の自衛隊音楽まつりで歌姫5人が初めてそろい踏みしたステージ。いつか再び実現して欲しいですね!

 今、音楽隊の皆さんはコロナ禍の中、日々の訓練と演奏技術の鍛錬に打ち込んでおられると思います。新しい生活様式、鑑賞様式に配慮することで次第に演奏の場面も増えていると聞きます。音楽隊の皆さんの素晴らしい演奏技術に触れられる平穏な日々が再び来ると信じて、ファンの皆さんは引き続き応援していきましょう!私もそのうちの一人です^^


This article is a sponsored article by
''.