さすがに、今年ばかりは毎年注目されてしまっていた、渋谷でのハロウィンの混雑は完全規制となるのですかね…。「パーチャル渋谷」なんていうイベントも開催されるみたいですが、一定数の若者は集まってしまいそうな予感。取材に行ってしまう(行かざるを得ない?)メディアの在り方も問われそうです。当社では、事務所内を少し飾りづけて、当日はカボチャの煮付けでも食べて日本酒でも飲んで寝ることにしましょうかね。

 さて、先月のランキング発表から早1カ月。先月は複数の地本が行ったプレゼント企画で細かいランキングの変動が多く見られましたが、今月はどのような結果になったのでしょうか? 

 まずは先月、好評をいただいた「指定期間での増減ランキング」から。こちらの順位に毎月ランクインしてくる常連地本さんの傾向がわかれば、SNS広報の答えが見えてくるのかも知れません!?

1カ月の期間で見る増減数ランキング

順位先月地本名増減
12神奈川地本+2753
27鹿児島地本+2103
33埼玉地本+1273
41東京地本+707
511静岡地本+481
634新潟地本+480
76群馬地本+451
814岩手地本+396
98茨城地本+391
1032秋田地本+383
1117山形地本+366
1230石川地本+362
135熊本地本+356
144宮崎地本+340
1529大分地本+310
1624福岡地本+299
1719山口地本+288
1815滋賀地本+285
1920栃木地本+270
2033鳥取地本+265
対象期間:2020年9月11日~10月15日 (防衛日報デジタル調べ)

 期間中の増加数1位は、3100件を超える応募を集めた1.6万人達成プレゼント企画が功を奏した神奈川地本。あのタンブラーは確かに欲しいですよね。さらに1.8万でもプレゼント企画を計画されていたようですが、あまりにも増加ペースが早かったためか、グッズの手配が間に合わず、断念とのこと。2万人達成で盛大に行うことになるのでしょうか?

 ですがヨイショ記事ばかりがメディアではないので、せっかくなので一石を。今、地本さんの間でブームとなっているプレゼント企画。やはり広報の目的は多くの方に知ってもらうことですから、フォロワーが増える分、それだけ多くの世代に話題が拡散される可能性が高まるので、多いに越したことはありません。最初は「プレゼントに外れたらフォローは解除しよう」なんていう目的だとしても、応募期間中に目にした情報の有益性を知り、そのままフォローしてくれる人も多いでしょう。

 しかし、プレゼント企画はどの地本さんでも実現できるという施策ではありません。予算もかかりますし、SNS広報への戦略もそれぞれ違います。今回の増加数ランキングの上位の地本さんは、大半が期間中にプレゼント企画を実施されていました。敢えて書きますが、プレゼント企画無しの「NO予算」で一番多くフォロワーを集めた地本さんはどこだったのか。それは5位の静岡地本さん。先月もプレゼント企画無しで11位でしたから、普段のツイートが好評を得ていると言えるのではないでしょうか。

 そんな静岡地本さんのアカウントにお邪魔すると、各募集案内所や地域事務所からの話題がほぼ毎日投稿されており、飽きない内容。地本一丸となってSNS広報に取り組まれている様子がうかがえます。また登場する皆さんも笑顔ばかりで、楽しく誇りを持って広報のお仕事に向かわれているとお見受けします。ぜひフォロワー獲得にお悩みの地本の"中の人"は、ぜひ参考にされてはいかがでしょうか。

 ちなみに8位の岩手地本、9位の茨城地本は総合ランクでは40位台ですが、それぞれ上位にランクイン。どちらの地本さんも、とても"中の人"のキャラが立っている感じで、好評を得ています。岩手地本キャラクター「くーにゃ」のキラキラした前向きなツイート(with絵文字盛り盛り仕様)はとても元気になれますし、独自の企画も盛りだくさん。茨城地本は5000フォロワー達成でプレゼント企画を用意されているとのことなので、ぜひ皆さんで後押ししちゃいましょう!

神奈川、鹿児島が「神地本10」に初選出

順位先月上下地本名フォロワー増減開設年月
11宮城地本111725-2532012年2月
22大阪地本33556+1112013年11月
33福岡地本22748+2992013年3月
44東京地本22451+7072017年4月
513↑8神奈川地本18081+27532018年10月
611↑5鹿児島地本17858+21032014年3月
75↓2三重地本16973+672013年2月
86↓2福島地本16545+1292013年11月
98↓1山口地本16512+2882017年10月
107↓3青森地本16505+2002014年4月
2020年9月10日現在 (防衛日報デジタル調べ)

 神奈川地本が8ランクアップで一気にトップ5入り。鹿児島地本も現在開催中のプレゼント企画の効果か、一気に神地本10に仲間入り! ただ、この企画では再三謳わせていただいていることですが、ただフォロワー数が多いことを賞賛したい訳ではありません。

 SNS広報の鍵は、プレゼント企画などをきっかけとして、いかにその後フォロワーさんに自衛隊に興味を持ってもらうか。普段からお力を入れている両地本さんですから心配はありませんが、引き続き、様々な自衛隊の魅力を伝えていっていただきたいものです(←え?誰目線?)。その点、三重地本は少し更新が停滞気味。今は他の施策やSNS広報にお忙しいのでしょうかね…。

「動」の10位台、「静」の20位台

順位先月上下地本名フォロワー増減開設年月
1114↑3埼玉地本16316+12732016年4月
129↓3奈良地本16128+2412014年7月
1310↓3千葉地本15909+1382014年11月
1412↓2岡山地本15656+1702011年6月
1515宮崎地本14856+3402017年4月
1616長野地本14337+1902019年4月
1719↑2群馬地本13585+4512015年4月
1817↓1福井地本13571+1862017年7月
1918↓1京都地本13479+2242018年4月
2020石川地本13423+3622016年4月
2121静岡地本13071+4812016年3月
2222栃木地本12593+2702015年11月
2323大分地本12404+3102016年3月
2424和歌山地本12177+2272017年5月
2525山形地本11914+3662018年7月
2626富山地本11597+2262017年9月
2727佐賀地本11213+2072016年2月
2828長崎地本11210+2092017年3月
2930↑1熊本地本10608+3562019年4月
3029↓1札幌地本10523+1672018年3月
2020年10月15日現在 (防衛日報デジタル調べ)

 埼玉地本が11位に急上昇。勢いそのままに、来月の10位入りが狙えそうな位置取りです。一度神地本10から外れてしまった後、巻き返しで9位に返り咲きを見せていた奈良地本や、ずっと10位圏内を守っていた千葉地本が押し出される形に。10位台は今月は変動が多く見られました。

 一方20位台は、平均してどの地本さんもフォロワーを獲得しており、ほぼ順位は入れ替わらず。ちなみに期間中、105名へのプレゼント企画を開催していた熊本地本での応募方法は、RTではなく「応募はDMにて」。ですからフォロワー数の増加も爆発的ではありません。ですが既存のフォロワーさんにとっては、こちらの方がより感謝されている感はありますよね。昔から応援している古参ファンを大事にしてくれているとでも言いましょうか。

年内1万フォロワー達成の予備軍ばかり

順位先月上下地本名フォロワー増減開設年月
3130愛媛地本10477+2492018年6月
3231新潟地本10400+4802018年3月
3333山梨地本9882+1692018年7月
3436↑2秋田地本9664+3832019年4月
3534↓1帯広地本9650+1462016年6月
3635↓1高知地本9604+1172018年7月
3737滋賀地本9493+2852018年7月
3838鳥取地本9102+2652017年5月
3939島根地本8185+992015年5月
4040徳島地本7737+262014年12月
4141岐阜地本7531+672018年10月
4242兵庫地本6725+1672019年8月
4343沖縄地本6101+1622019年7月
4444茨城地本4586+3912020年3月
4545愛知地本4422+2292020年3月
4646香川地本4091+1542020年3月
4747岩手地本4041+3962012年1月
4848旭川地本3721+2582020年4月
4949函館地本3354+1702020年2月
5050広島地本3043+2592020年6月
2020年10月15日現在 (防衛日報デジタル調べ)

 「フォロワー数は気にせず、ただマジメに広報するのみです(キリッ)」と言っても、やっぱり1万フォロワーという節目の数字は気になるもの。38位の鳥取地本くらいまでは年内達成の可能性がありそうです。ちなみに秋田地本はこんなツイート

Twitter: @jieitaiakitapco tweet

twitter.com

 して呼びかけたところ、一気に300名近くフォローが増えました。困ったときは素直にフォロワーさんに頼るのも手かも知れませんね。

さまざまなSNSでの広報の必要性

 この企画では、たまたま当社もtwitterを活用していることもあって、題材にさせていただいていますが、今や広報に使えるSNSは多種多様。しっかりとしたメッセージが伝わりやすい、facebook。若者向けの広報といえば、やはりInstagram。tiktokなんかもありますが、公式の参入は難しいでしょうか。また、海自も「制服系国家公務員初」という触れ込みで新たな公式企画「艦Tube」を立ち上げた、言わずと知れたYouTube。今やtwitter一本槍では到底立ち向かえません。

 コロナ禍の事情も相まって、広報官はデジタルを駆使しないと結果が得られない時代になりました。日々の業務に追われる中、新しい知識を得るのは大変かとは思います。

 自衛隊を創っているのは、装備や技術ではありません。隊員の皆さん自身です。未来永劫、自衛隊が成り立つためには、いかに若い世代に自衛隊のことを知ってもらい、まずは「志願」を選択肢の一つに入れてもらえるか、これにかかっています。

 そんな「募集」という大役を任された地本の皆さんには頭が上がりません。引き続き当メディアは、少しでも広報のお力になれればという想いで、記事を配信して参ります。ぜひ読者の皆様も、地本や部隊の広報の皆さんに温かいメッセージを寄せられてください。

 その一つの「ありがとう」の言葉があれば、一人の志願者との出会いにつながります。

 …って、カズレーザーさんみたいには上手いこと言えないなぁ(汗

 



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