【静岡】板妻駐34普連(連隊長・深田1陸佐)は7月6日から9日の間、同駐と富士駐、山梨県の本栖湖で水難救助基礎訓練を実施した。訓練は3中隊が担任し、1、3両中隊の隊員67人が参加した。
隊員は偵察用ボートの構成や基本行動、溺者救助要領などの座学をはじめ、水泳検定とボート操法に臨んだ。
本栖湖でのボート操法では、5人一組で偵察用ボートに乗り込み、声を掛け合いながら息を合わせて、へん水、漕舟、上陸の一連の要領を演練した。また、ボートを転覆させて復旧する要領や、戦闘服で水面につかった状態での泳ぎ方についても学んだ。
34普連広報班は「訓練を通じて水難救助における基礎的技術を修得するとともに、夏を間近に控える中で水難対処要領の練度向上を図ることができた」としている。