【香川】陸自14旅団(旅団長・藤岡陸将補)は2月21日から23日の間、「旅団災害対処演習」を実施した。訓練は、方面隊災害対処演習(南海レスキュー01)に併せて行われ、大規模災害発生時の震災対処能力の向上とともに、自治体など関係部外機関との連携強化を図った。参加したのは隊員約2000人。
訓練は「21日午前9時、東海地震が発生し、太平洋側を中心に広範囲で被害が生起した」との想定で開始された。
司令部は旅団の指揮所を迅速に開設。初動派遣部隊(FAST-Force)が速やかに出動準備を整え、地上と上空から情報収集を行った。
一方、香川県坂出市と愛媛県今治市大三島町では本四高速と共に、災害時に緊急車両が通行する輸送道路の応急復旧訓練を実施。また、陸路のほか、空自と協同してC130輸送機により空路で愛知県へ機動展開し、活動予定地域の偵察活動などを行った。
14旅団は「このほか、四国各地で多種多様な訓練を行い、大規模災害発生時の14旅団の震災対処能力の向上を図ることができた」としている。
◆関連リンク
陸上自衛隊 陸自14旅団
https://www.mod.go.jp/gsdf/mae/14b/
主要装備 C-130H|防衛省 [JASDF] 航空自衛隊
https://www.mod.go.jp/asdf/equipment/yusouki/C-130H/index.html
防衛省・自衛隊:災害派遣について - FAST-Force(ファスト・フォース)
https://www.mod.go.jp/j/approach/defense/saigai/