【宮崎】都城駐43普連(連隊長・中尾1陸佐)は3月3日、国分駐12普連が担任した霧島演習場の野焼きを支援した。野焼きは、野火などによる火災の未然防止、害虫駆除や訓練環境の維持向上を図るため、年1回実施されている。
43普連からは2中隊長の肱岡3陸佐以下、隊員約220人が参加。西方特連3大隊や8飛行隊の隊員約490人も加わり、それぞれの担任地域で警察や消防などと協力して安全を確保して臨んだ。
同日午前8時、火入れを開始。最初は無風でなかなか火が広がらなかったが、時間が経つにつれて西風が炎を巻き上げ、野焼きは順調に進んだ。午後3時ごろに火付けを終了し、航空機から最終確認を行った。夜間は、隊員約60人が交代で残火警戒を続けた。
肱岡中隊長は「新しい芽吹きが楽しみ。我々も新年度から新たな気持ちで訓練に励みたい」と述べた。