沖縄地本(本部長・松永陸将補)は1月25日、今年度の採用予定者とその保護者らを対象とした2回目の陸海空自の施設研修を行った。採用予定者の入隊前の不安を取り除いて、入隊意欲を促進するとともに、保護者の安心感を醸成するのが狙い。1回目の182人に続いて2回目も169人が参加した。
地本は、沖縄県が同一地域に陸海空自の拠点がある唯一の県である特性を生かし、陸自那覇駐、海・空自那覇基地でそろって研修を実施。参加者は隊員食堂で広報官らと食事した後、陸海空自それぞれの採用種目別に分かれて、隊員の営内生活状況や訓練施設、装備品、医務室、自衛隊那覇病院などを見て回り、自衛隊理解を深めた。
参加者からは「入隊後の生活環境を知って身が引き締まった」「隊員や広報官の説明が具体的で分かりやすかった」などの声が聞かれた。
沖縄地本は「引き続き採用予定者に安心して入隊してもらえるよう、各種活動を行っていく」としている。
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