長崎地本(本部長・西田1海佐)は1月10日、佐世保市で海自佐世保総監部が企画した護衛艦「あけぼの」の体験航海と佐世保教育隊研修に入隊予定の高校生ら12人を引率した。入隊予定者に職種や任務、教育隊での生活などを理解してもらい、不安を解消するのが目的。福岡、佐賀、宮崎地本からも入隊予定者とその家族ら54人の参加があった。
約2時間の体験航海では、護衛艦の主砲や機関砲の操法展示のほか、ラッパ吹奏展示、音楽隊隊員によるミニコンサートなどが行われた。参加者は、乗員から艦内の様々な機器や艦内生活について丁寧な説明を受けた。
教育隊研修では、体験喫食後、入隊までの準備や入隊後の教育、訓練内容、日常生活などについて理解を深めた。さらに体育館やカッターダビットなどのほか、訓練施設や隊舎も見学した。入隊予定者からは「護衛艦の職に就きたい」「訓練についていけるよう体力をつけたい」などの声が聞かれた。
長崎地本は「今後も合格者の入隊への不安を解消し、優秀な人材に一人でも多く入隊してもらえるよう努力していく」としている。
◆関連リンク
自衛隊 長崎地方協力本部
https://www.mod.go.jp/pco/nagasaki/index2.html
海上自衛隊 第1護衛隊群:第5護衛隊【あけぼの】
https://www.mod.go.jp/msdf/ccf1/5ed/akebono/index.html
海上自衛隊 佐世保地方隊
https://www.mod.go.jp/msdf/sasebo/index.html