画像: 英海軍艦「モントローズ」迎える|海自護衛艦むらさめ

 3月8日、北朝鮮船舶による密輸行為「瀬取り」の監視行動の一環として、英海軍のフリゲート艦「モントローズ」が中央区の晴海ふ頭に寄港した。海自の護衛艦「むらさめ」(艦長・岡田2海佐)がホストシップを務めた。

 モントローズの訪日は「サザーランド」「アルビオン」「アーガイル」に続く4隻目。歓迎行事には海自横須賀地方総監部の幹部やポール・キャッソン日英大使らが出席。艦長のコナー・オニール中佐は歓迎行事で「日本を訪れることができ誇りに思う」とあいさつした。

 9、10日の両日、むらさめとモントローズが一般開放され、珍しい英艦やむらさめを見ようと多くの艦艇ファンや地域住民が訪れた。モントローズでは、同艦に艦載されているヘリコプター「ワイルドキャット」が初めて日本で公開されたほか、むらさめでは魚雷発射管などが注目された。

 期間中、日英艦でそれぞれ親善行事が行われ、日英隊員は艦艇の相互訪問やレセプションなどを通じて親睦を深め合った。

 14、15日には本州南方海空域で日米英共同訓練を実施。海自からむらさめ、P1哨戒機と潜水艦、米海軍からはP8A対潜哨戒機、英海軍からモントローズがそれぞれ参加した。隊員たちは対潜戦、通信、航空機相互発着艦などの訓練を通じ、米・英国海軍との連携強化、相互理解を深めた。

画像: 英海軍のフリゲート艦「モントローズ」

英海軍のフリゲート艦「モントローズ」

画像: 海自護衛艦「むらさめ」

海自護衛艦「むらさめ」


◆関連リンク
海上自衛隊
http://www.mod.go.jp/msdf/

海上自衛隊 護衛艦「むらさめ」型
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