桂駐(司令・榑林1陸佐)は、4月6、7日の両日、同駐を一般開放し、毎年恒例の「桂さくら並木公開」を行った。約400本の桜が咲き誇る同駐は、隠れた桜の名所として人気が高まっており、今年は昨年の見学者約1万2000人を大幅に上回る約2万5700人が訪れる賑わいとなった。
イベントでは陸自3音楽隊と桂駐軽音楽部が桂高校吹奏学部やフォークソング部と合同演奏を披露、拍手を浴びた。京都産業大学生によるダブルダッチ(競技なわとび)のパフォーマンスや、地元Jリーグチーム京都サンガFC選手によるサッカー教室などが行われた。
今回から新たに「隊員作品展」を催し、隊員たちが作製した戦艦や鉄道の模型が多くの来場者に注目された。イベントには偵察用オートバイや101補給大隊の浄水セット・逆浸透型、野外入浴セット2型も展示し、満開の桜の下でくつろぐ野外入浴セット2型による足湯体験コーナーが人気となった。
一方、京都地本が自衛隊を広報する特設ブースも設置。多くの家族連れや若者が訪れ、隊員制服の試着を楽しんでいた。広報官は多くの若者に自衛官募集をアピールした。
広報班は「これからも地域住民に親しまれ、地域と共にある桂駐を目指し、いろいろなイベントを催していく」としている。
◆関連リンク
陸上自衛隊 桂駐屯地
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