岩手地本(本部長・西本1陸佐)は、8月3、4日の両日、岩手駐9戦車大隊と同10施設群387施設中隊などの協力を得て、久慈港での海自掃海艇「はつしま」による艦艇公開を支援した。乗艇したのは1448人。
初日、久慈東高校の女子生徒5人は1日艇長になり、艇内見学や昼食会に臨んだ。生徒たちは初めての体験に緊張しながらも、乗員の分かり易い説明を聞くとともに、積極的に質問して海自理解を深めていた。
地本広報官は岸壁に広報と募集ブースを設け、自衛隊救急車や人命救助システム、南極の氷を展示するとともに、制服試着姿の写真を缶バッジにできる作製コーナーも設け、多くの子供たちに喜ばれた。募集ブースでは、広報官が自衛隊に興味を示す生徒らに募集を分かり易く説明し、志願者の拡大を図った。
岩手地本は「今後も艦艇公開を積極的に支援して市民に自衛隊の魅力を発信し、自衛官の職業を知ってもらえるように広報していく」としている。
◆関連リンク
自衛隊 岩手地方協力本部
http://www.mod.go.jp/pco/iwate/
海上自衛隊 掃海艇はつしま
https://www.mod.go.jp/msdf/mf/other/butai/hp/1md/hatsushima/index.html