陸自7師団(師団長・前田陸将)は、8月3日から7日の間、北海道大演習場島松地区で偵察部隊合同訓練(偵察警戒車射撃)を行った。師団内偵察小隊の偵察警戒車による射撃能力の向上を図るのが目的。訓練は7偵察隊(東千歳駐)が担任。師団隷下の偵察小隊や11偵察隊(真駒内駐)などが参加した。
隊員たちは練成射撃訓練で練度を向上させた後、競技会方式の射撃訓練に臨んだ。各部隊が練成訓練の成果を競い合った結果、72戦連偵察小隊が優勝した。
師団は訓練の様子を地元メディアに公開。新聞やテレビがニュースで取り上げた。
7師団広報担当者は「隊員たちは互いの射撃技術を参考にし、さらなる練度向上のための施策を考えるなど、一騎当千の偵察警戒部隊になるための第一歩を踏み出した」と話した。
◆関連リンク
陸上自衛隊 第7師団
http://www.mod.go.jp/gsdf/nae/7d/index.html