愛知地本(本部長・福重1陸佐)は、10月5、6日の両日、名古屋港ガーデンふ頭で海自砕氷艦「しらせ」の艦艇広報を支援するとともに、広報ブースを設けて自衛隊をアピールした。乗艦したのは約1万2000人。
3日午前、しらせは入港を歓迎する幼稚園児約400人や市民らが見守る中、名古屋市消防音楽隊による歓迎演奏や華麗なパレードの出迎えを受け、名古屋港に着岸した。夕方、横須賀地方総監の渡邊海将主催による艦上レセプションに招待した港湾や学校関係者ら約200人にしらせを特別公開し、海自理解を深めてもらった。
5、6日には一般公開や青少年見学会。体験喫食で提供されたカレーが好評を博し、お代わりする青少年が多くいた。広報官はブースで制服試着や車両を展示し、見学者に自衛隊をPR。若者を対象に行ったアンケートでは、高校生から「自衛隊に興味が湧いた」「海自はかっこいい」などの回答があった。
愛知地本は「今後も各種イベントを通じて多くの方々に自衛隊を身近に感じてもらい、厳しい募集環境を克服して優秀な人材の確保につなげていく」としている。
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