海自舞鶴地方隊(総監・大島海将)は10月5日、護衛艦「あさぎり」の帰国行事を行った。あさぎりは今年3月16日にソマリア沖・アデン湾での第33次派遣海賊対処行動水上部隊として出港した。この日、帰国するあさぎりを隊員家族や部内外の来賓、舞鶴地区隊員ら約500人が出迎えた。
まず、あさぎり艦長の波江野2海佐が帰国報告。大島総監が防衛大臣の訓示、3護衛隊群司令の石巻海将補が自艦隊司令官の訓示をそれぞれ代読し、乗員の労をねぎらった。
あさぎりは、派遣中に12回の直接護衛、99日間の警戒任務を行ったほか、護衛任務中に、沈没しつつある船舶から乗員を救助した。
ソマリア沖・アデン湾では現在も第34次派遣海賊対処行動水上部隊が活動中のため、あさぎり乗員たちは、日本の平和を守るために昼夜を問わず任務に当たっている隊員がいることを念頭に置きながら、家族との再会を喜んでいた。
◆関連リンク
海上自衛隊 舞鶴地方隊
https://www.mod.go.jp/msdf/maizuru/
護衛艦「あさぎり」型|水上艦艇|装備品|海上自衛隊〔JMSDF〕オフィシャルサイト
https://www.mod.go.jp/msdf/equipment/ships/dd/asagiri/
海賊対処への取り組み|防衛省 統合幕僚監部
https://www.mod.go.jp/js/Activity/Anti-piracy/anti-piracy.htm