コロナも暑さ寒さも吹き飛ばし、広報官はエンジン全開
~今年目立った報告から~

「生徒たちに考えさせる」救急、土のう作成なども体験|宮城地本

 【2022年12月27日(火)1面】 宮城地本(本部長・諏訪1陸佐)は11月17日、22即応機動連隊(多賀城駐)の支援を受け、石巻市立蛇田中学校2年の生徒230人に対し、防災学習を実施した。

 前半は、東日本大震災時における自衛隊の災害派遣活動の状況について学習。多くの写真を用いたスライドを使用し、災害が起きた際に一人ひとりがどのような行動をとればいいか、また、準備しておいた方がいいことなどを質問を交えて生徒たちに考えさせる時間を設けながら、分かりやすく説明を行った。

 自分たちが住んでいる地域が津波により大きな被害を受けており、生徒たちは自衛隊の災害派遣活動について強い関心を持って熱心に話を聞いていた。

 後半は、自衛隊が保有する救急車、水トレーラー、人命救助システムの展示・説明のほか、傷病者の搬送要領や土のう作成の実習を行った。生徒たちは、救急法の教育で、三角巾やバスタオルを使用した負傷箇所の固定要領を実践。また、各家庭(学校など)にある毛布などを使用した簡易的な方法での傷病者搬送を体験するなど、身近にあるものを利用した応急処置の仕方を学んだ。

 さらに、土のう作成では、隊員がユーモアを交えて説明して作り方や積み方を体験するなど、和やかな雰囲気の中で体験学習することができていた。

 宮城地本は「学校における防災学習を通して、自衛隊の活動への理解と生徒たちの防災に対する意識や防災に関する知識の向上に寄与していく所存だ」としている。


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自衛隊宮城地方協力本部
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「街なか広場防災フェア」を支援 制服試着、装備品展示も|熊本地本

迷彩服やヘルメットを装着。気分はさながら自衛官

 【2022年12月27日(火)1面】 熊本地本(本部長・橋本1陸佐)は11月19日、くまもと街なか広場で行われた「くまもと街なか広場防災フェア2022」を西部方面後方支援隊とともに支援した。

 イベントは、いつどこで起こるか分からない災害に対する「そなえ」を見て、触れて、学ぶことを目的に開催され、防災・減災に取り組む諸団体が参加した。

 自衛隊からは、防災パネル展示、非常用糧食展示、制服などの試着、広報ブース開設、1 1/2トントラック、重レッカ、1/2トントラック、偵察用オートバイの装備品展示を実施した。

 当初は、あいにくの雨だったが、ブースには多くの人が訪れ、災害派遣で活躍する装備品に、「自衛隊が来とる」「自衛隊の車に乗りたい」と子供たちも大喜び。雨が上がってからは、制服や迷彩服を着て、装備品の前で記念撮影を楽しもうとする人で長蛇の列ができる盛況ぶりだった。

 また、災害派遣のパネル展示では、「いつも大変ですね、ちゃんと備えておかないといけないですね」との言葉や、背のう体験では、「こんなに重いんだ。すごいなぁ」との感想があり、自衛隊の活動に理解を深めてもらうとともに、地域の防災意識の向上に寄与できたのではないかと感じた。

 熊本地本は「今後も広報活動を通じて、多くの方に自衛隊の各種活動についてPRし、自衛隊に対する理解を促進していく」としている。

※橋本本部長の「橋」は、正しくは旧字となります。


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自衛隊熊本地方協力本部
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