「援護を援護する」第143号 自分の好物からまっさきに食べ始める人になろう

人事採用のプロが教える。国防人のための「使える」キャリアコラム

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チャンスを逃す人は、常に「嫌なこと」から手をつけていま

せんか?運の流れは食べ放題の寿司屋と同じ。世間体

という値段に惑わされず、心の好物を選ぶことで幸運を

掴む、逆転のビジネス思考法を伝授します。


自衛隊のみなさま、日々国防の仕事に

従事くださり本当にありがとうございます。

心から感謝いたします。


前回(142回・2/23)は、成功への距離を

決めるのは客観的条件ではなく自身の「確信の強さ」です。

実績ゼロでも「できる」と信じ抜く圧倒的な熱量が、

通常数年かかる工程を数ヶ月に圧縮します。自分を

信じる力が未来を手繰り寄せますよ、という話をしました。


運を掴む極意は「好物」から食べ始めることにあります。

人間の運の流れは、制限時間のある 「食べ放題の

寿司屋」によく似ています。


多くの人は「まずは苦手なものを片付けてから」と考えがち

ですが、それでは肝心のチャンスが来たときにお腹がいっぱい

で入りません。


運を逃さないコツは、いきなり好きなものから食べ始める

決断力にあります。


ここで注意したいのは、「好きなもの=高価なもの」では

ない、ということです。 

「今これが流行っているから」 「儲かりそうだから」という

理由だけで飛びつくのは、食べ放題で元を取ろうと必死

にウニを頬張る姿と同じです。

そこに情熱はなく、義務感で動いているため、表情は

どこか険しくなります。 


ある起業家は、周囲がIT事業に殺到する中、自身が

愛してやまない「文房具」市場の改善事業に注力しました。

一見「安いネタ」に見えますが、彼は誰よりも幸せそうに

働き、結果として独自の市場を切り拓き、幸運を掴んだの

です。


いまあなたが泣きながら嫌な仕事にかじりついているなら、

一度それを口から出してみましょう。

世間体という 「値段」で選ぶのをやめて自分の心が躍る

タスクから手をつける。 そうして「上機嫌」でいる人の元に

こそ、次の新しいチャンス(寿司桶)は運ばれてくるもの

なのです。


(了)


援護を援護するこのコラムはいつか訪れる

定年後のセカンドキャリアに活かせて、

「使える」再就職・キャリアのポイントを

毎回わかりやすく解説します。

毎週月曜日掲載です。


執筆者:株式会社 求人代表取締役 石塚毅氏

1970年新潟県出身。

前職のリクルートでは年間MVP受賞を

はじめ表彰多数。人事採用のプロ。AC

これまで7000社の採用支援、2万人

以上の個人向けキャリア相談実績あり。

サイパン島で戦死した陸軍少尉の祖父を

もつ。