「援護を援護する」第111号 スピードからやる気を生む人になろう

人事採用のプロが教える。国防人のための「使える」キャリアコラム

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やる気はスピードに比例します。

地味な仕事ほど「まずは早くやる」ことで

楽しさや達成感が生まれてやる気も

自然と湧いてきます。

元気がない時こそ意識的にスピードを

上げて、好サイクルをつくり出すのです。


自衛隊のみなさま、日々国防の仕事に

従事くださり本当にありがとうございます。

心から感謝いたします。


前回(110回・7/14)は、

つまらない仕事の中にこそチャンスが

隠れている。人が避ける仕事を丁寧に

取り組むことで、思わぬギフトが得られ

ますよ、という話をしました。


やる気はスピードから生まれます。

スピードを出すメリットは

やる気が出ることなのです。


やる気はスピードに比例します。

早くすればするほどやる気が出てきます。


やりたくないと思ってモタモタしていると、

ますますやる気がなくなっていきます。


仕事にはただの作業のような仕事も

たくさんあります。決しておしゃれな仕事

ばかりではありません。

例えばイヤな仕事が目の前にあったと

します。仕事はとても地味なことの

積み重ねみたいなところがあります。

地味な仕事の積み重ねも成功するため

には、それを何としてもクリアしなければ

なりません。


それには「早く」やることです。

早くやったら何でも楽しくなっていきます。

イヤだなーとか、

もうこんなのやりたくないなー

と思いながらモタモタやっていると

どんどん楽しくなくなります。


やりたくないので早く家に帰りたいな、と

思っている人は、実はあまり早く帰りたい

と思っていない人なのです。

ダラダラといつまでもやらなくてはいけないと

思ってしまっています。

本当に早く帰りたいと思った人は

早くやろうとスピード上がるのです。

元気がないときほどスピードを出すのです。


(了)


援護を援護するこのコラムはいつか訪れる

定年後のセカンドキャリアに活かせて、

「使える」再就職・キャリアのポイントを

毎回わかりやすく解説します。

毎週月曜日掲載です。


執筆者:株式会社 求人代表取締役 石塚毅氏

1970年新潟県出身。

前職のリクルートでは年間MVP受賞を

はじめ表彰多数。人事採用のプロ。AC

これまで7000社の採用支援、2万人

以上の個人向けキャリア相談実績あり。

サイパン島で戦死した陸軍少尉の祖父を

持つ