勝っているときに堂々とできるのは当たり前。
本当の強さとは負けた瞬間に顔色を変えず、
笑えるかどうかで決まります。
失敗も「笑い話」に変えられる人は
人生でも得をして周囲に応援される
存在になる、今号はそんなお話です。
勝っているときに堂々とできるのは当たり前。
本当の強さとは負けた瞬間に顔色を変えず、
笑えるかどうかで決まります。
失敗も「笑い話」に変えられる人は
人生でも得をして周囲に応援される
存在になる、今号はそんなお話です。
自衛隊のみなさま、日々国防の仕事に
従事くださり本当にありがとうございます。
心から感謝いたします。
前回(118回・9/8)は、成功より
失敗のエピソードにこそ共感と親近感が
生まれ、人は魅力的に映る。プラット
フォール効果が示すように、不完全さが
人間味を与え、人生を面白く深める
資産となる。という話をしました。
人生という大きなギャンブルの場で、
本当の強さが試されるのは
「負けているとき」です。
勝っているときは誰でも堂々と
笑えますが、負けてもニコニコして
いられる人はタフです。
たとえば、知人がカジノで赤にかけ続けて
ことごとく外したときのこと。
財布がすっからかんになったのに、
満面の笑みで
「いや〜、今日は“黒字”じゃなくて
“赤字”の日ですね!」
と言ったのです。
周囲は爆笑!
負けたのに彼は場を盛り上げ、
結局飲み物をおごってもらって
帰ることになりました。
こういう人は人生でもなぜか得をします。
仕事や恋愛でも「負け試合」は
必ずあります。
そこで「なんで俺ばっかり」とすねるのか、
「まあ今日のネタが1つ増えたな」と
笑うのかで、その後が変わります。
結局のところ、強さとは負けてもニコニコ
して「次があるさ」と言える力です。
小さな敗北を味わったときは、
ぜひ、こうつぶやいてみてください。
「今日は負けじゃなくて
笑い話を仕入れた日だったな!」
その瞬間、あなたの人生のディーラーは、
きっと微笑んでいるはずです。
(了)
援護を援護するこのコラムはいつか訪れる
定年後のセカンドキャリアに活かせて、
「使える」再就職・キャリアのポイントを
毎回わかりやすく解説します。
毎週月曜日掲載です。
1970年新潟県出身。
前職のリクルートでは年間MVP受賞を
はじめ表彰多数。人事採用のプロ。AC
これまで7000社の採用支援、2万人
以上の個人向けキャリア相談実績あり。
サイパン島で戦死した陸軍少尉の祖父を
持つ