失敗がつらいのは痛みそのものではなく、
人に見られてどう思われるかを気にするから。
本当は恥ではなく、人間味を伝えるチャンス。
失敗を笑いに変えられる人は、
むしろ強く魅力的に映るようになる、
今号はそんなお話です。
失敗がつらいのは痛みそのものではなく、
人に見られてどう思われるかを気にするから。
本当は恥ではなく、人間味を伝えるチャンス。
失敗を笑いに変えられる人は、
むしろ強く魅力的に映るようになる、
今号はそんなお話です。
自衛隊のみなさま、日々国防の仕事に
従事くださり本当にありがとうございます。
心から感謝いたします。
前回(119回・9/15)は、
負けても笑顔でいられる人が本当に強い。
失敗を笑いに変えられる人は人生でも得をし、
周囲を和ませる。小さな敗北も「笑い話」と
捉えられる力こそが人生を前進させる、
という話をしました。
転ぶのは痛くありません。
転ぶのを人に見られるのがつらいだけです。
失敗は本当はたいしたことではありません。
つらいのは「人にどう見られるか」を気にして
いるからです。
その視線を笑いに変えられる人こそ強いのです。
むかしある先輩は、大事なプレゼンで
プロジェクターを映そうとしたら、
なんと!間違えて
自分の家族旅行の画像を大きく映し出して
しまいました。
普通なら真っ青!になる場面ですが、
彼は
「これが僕の一番のチームビルディング事例です」
と冗談を言ったのです。
会議室は一瞬の静寂ののち、大爆笑。
場が一気に和み、 逆に彼の人柄への
信頼が増しました。
結果、受注をしたのは彼でした。
失敗は恥ではなく、人間味を伝えるチャンス。
転んだ瞬間こそ
「ネタがひとつ増えた」
と思えるかどうか。
それが、人生を前に進める力になるのです。
(了)
援護を援護するこのコラムはいつか訪れる
定年後のセカンドキャリアに活かせて、
「使える」再就職・キャリアのポイントを
毎回わかりやすく解説します。
毎週月曜日掲載です。
1970年新潟県出身。
前職のリクルートでは年間MVP受賞を
はじめ表彰多数。人事採用のプロ。AC
これまで7000社の採用支援、2万人
以上の個人向けキャリア相談実績あり。
サイパン島で戦死した陸軍少尉の祖父を
持つ