安全管理の徹底、着実な作業を通した整備の推進、そして一致団結―。演習場の「道場化」に向け、汗を流した各地の様子をまとめた。
真駒内駐105施設器材隊(隊長・髙島2陸佐)は5月8日から16日の間、令和7年度春季演習場定期整備に参加し、南恵庭訓練場、江別渡河演習場、矢臼別演習場で、施設技術を積極的に発揮。演習場整備構想に基づく整備を重視し、各演習場などの整備を実施した。
安全管理の徹底、着実な作業を通した整備の推進、そして一致団結―。演習場の「道場化」に向け、汗を流した各地の様子をまとめた。
真駒内駐105施設器材隊(隊長・髙島2陸佐)は5月8日から16日の間、令和7年度春季演習場定期整備に参加し、南恵庭訓練場、江別渡河演習場、矢臼別演習場で、施設技術を積極的に発揮。演習場整備構想に基づく整備を重視し、各演習場などの整備を実施した。
整備の実施にあたり、器材隊長は各中隊に対して「安全管理を徹底し、与えられた任務を完遂せよ」「DX推進」の2点を要望した。
各中隊は、施設科としてのプライドを持って整備における工程管理、品質管理、安全管理に努め、南恵庭訓練場、江別渡河演習場では、草刈り、溜め桝の浚渫・土のう被覆(南恵庭訓練場)などを実施した。
矢臼別演習場では、整備担任部隊である14施設群に配属し、中型ドーザ3、グレーダー2、油圧ショベル1、振動ローラ1の各台数で装輪・装軌車道整備を実施し、北海道の道場化推進に寄与した。
また、DXの推進として、LTEルーターによる映像伝送、衛星通信を活用した不感地帯におけるマシンガイダンス器材の運用検証、ドローン測量による地形のデジタル化、隊作戦室と機動指揮所間におけるVTCを利用したMRによる指揮幕僚活動など、ICT器材を最大限活用した整備に努め、DXの推進を図り、所望の成果を得た。