あなたは部下から
「問題があります」
と言われた時にどんな気持ちに
なりますか?
「問題はありません」
と言われたら安心しますか?
今日のコラムはこれがテーマです。
あなたは部下から
「問題があります」
と言われた時にどんな気持ちに
なりますか?
「問題はありません」
と言われたら安心しますか?
今日のコラムはこれがテーマです。
自衛隊のみなさま、日々国防の仕事に
従事くださり本当にありがとうございます。
心から感謝いたします。
さて前回(94号・3/24)は、
危機や崖っぷちを早く切り抜けるには
じたばたしないこと。危機は勝手に渦を
巻くように抜けていく。だからあわてなくて
も大丈夫。そのうちに通り過ぎますよ、と
いう話をしました。
先日お亡くなりになった経済アナリストの
森永卓郎さんが新卒入社した日本専売公社
(現JT)から経済企画庁に出向した時に
出会った素晴らしい上司について生前、こう
語っています。
「1959~1961年に出向した経企庁で
出会った中名生(なかのみょう)隆さんは、
一番尊敬する人物です。
中名生さんが計画官として異動してきた際、
私たち部下に言ったことは2つだけ。
1つ目が「悪い情報はすぐ上げろ。良い情報は
上げなくていい」。
2つ目は「自信がある仕事は締め切りまで
引っ張っていい。でもダメだと思ったら即座に
俺に戻せ」というものでした。
2025/2/15 産経新聞「話の肖像画」より
二流の上司は、問題がないことを喜びます。
一流の上司は問題があることを喜びます。
二流の上司は「問題ありません」という報告を
受けるとホッとします。逆に問題が発生すると
ムッとしたり怒ったりします。
問題はどこにでも必ずあるものです。
そして問題解決にチャレンジすることで、
人も組織も成長し強くなります。
問題がないとしたらその人も組織も
成長していないのです。
一流の上司は、部下から問題を報告されると
問題点がわかってよかったと言って喜びます。
問題がないのが最大の問題です。
問題に気づいていないというのが最も危険なの
です。
問題はトラブル・クレーム・アクシデントという形で
現れることがあります。
得意先やお客様に迷惑がかかっても、問題が
発見できたメリットはとても大きいのです。
問題があることを決して不幸なことではありません。
問題という言葉をネガティブな意味に捉えては
ダメなのです。
問題ではなくて、課題です。
課題はチャンスなのです。
問題があることに気づいた部下を褒めなくては
いけないのです。
(了)
援護を援護するこのコラムはいつか訪れる
定年後のセカンドキャリアに活かせて、
「使える」再就職・キャリアのポイントを
毎回わかりやすく解説します。
毎週月曜日掲載です。
1970年新潟県出身。
前職のリクルートでは年間MVP受賞を
はじめ表彰多数。人事採用のプロ。
これまで7000社の採用支援、2万人
以上の個人向けキャリア相談実績あり。
サイパン島で戦死した陸軍少尉の祖父を
持つ。