「援護を援護する」第113号 夜寝る時に思い出し笑いする人になろう

セクション画像


ハッピーの基準は「成果」より「笑える記憶」。  

寝る前に思い出し笑いができるかどうかが、  

人生の質を左右するって、ちょっと気に

なりませんか?。



自衛隊のみなさま、日々国防の仕事に

従事くださり本当にありがとうございます。

心から感謝いたします。


前回(112回・7/28)は、

忙しい人には「話は短い」と思わせる

工夫が必要。長話の印象を与えると

避けられやすく、要点を簡潔に伝えて

構えさせないことがチャンス獲得のカギ

ですよ、という話をしました。

 

自分が幸せを感じられるかどうかの

分かれ目は、思い出し笑いのネタが

あるかどうかにかかっています。

 

成功しても幸せでない人がいます。

成功は幸せになるための1つの手段です。

成功しようが失敗しようが、思い出し

笑いのできる人が最終的に幸せになれる

のです。

 

寝る前に今日はこんなにおもしろかったと

思い出し笑いができたら、

「今日1日はおもしろかった!」

で終わることができます。

今日はこれを達成した、

こういう結果が出た、

こんな業績を上げたで

幸せにになって寝るより、

くだらない下ネタであったとしても、

些細なことで大笑いしたことを

思い出した方がまた笑えるのです。

 

笑顔で寝られることが一番大切です。

どんなにお金を儲けて

社会的に成功しても、

眉間にしわ寄せて寝ている人は

決して幸せにはなっていません。

 

笑顔で寝るために必要なのは、

ほめられてうれしいだけではありません。

あの失敗は笑えるなーという

自分のとんでもなくかっこ悪い失敗が

思い出し笑いのネタになるのです。

 

寝る前にすることで、一番大切なのは

それによって寝る前だけ幸せになる

のではなくて、翌朝もよく昼もずっと幸せ

になれる、思い出し笑いです。

寝る前に思い出し笑いをしようと思って

いると、今日寝る前の思い出し笑いの

ネタが1つできたと、とんでもない失敗も

財産にしていくことができるのです。

 

(了)

 

援護を援護するこのコラムはいつか訪れる

定年後のセカンドキャリアに活かせて、

「使える」再就職・キャリアのポイントを

毎回わかりやすく解説します。

毎週月曜日掲載です。


執筆者:株式会社 求人代表取締役 石塚毅氏

1970年新潟県出身。

前職のリクルートでは年間MVP受賞を

はじめ表彰多数。人事採用のプロ。AC

これまで7000社の採用支援、2万人

以上の個人向けキャリア相談実績あり。

サイパン島で戦死した陸軍少尉の祖父を

持つ