ゴールデンウィーク特集として、ブルーインパルスファンネット創設前に知人に配っていた新聞「Imachan通信」を復刻し公開することにした。最終号となる第6号もお楽しみいただきたい。

特集初回「創刊号」は下記よりご覧ください。

【復刻版】Imachan通信2005⑦第6号 松島基地航空祭

 2005年の松島基地航空祭は、それまで7月の週末に土日2日間で開催されていたものが、8月の日曜日開催に変わった初めての年だった。午前の訓練展示は展示記録にはカウントされないものの、午後の展示飛行と合わせて、編隊長を変えての2回の展示飛行が見られるのはホーム松島基地ならではで、この年にその展示形態が始まった。第11飛行隊が10周年を迎えようとする年の夏のことであった。

 ゴールデンウィーク特集としてブルーインパルスファンネットの前身である「Imachan通信2005」を紹介してきましたが、今回はこの辺で。この年の暮れにブルーインパルスファンネットを立ち上げ、東日本大震災の後に一旦閉めて、SNSで再スタートしたのは2013年のことでした。Imachan通信はなくなりましたが、防衛日報デジタルのコラボ記事は、その後継として今後もブルーインパルスの活動をお伝えして参ります。今年度からは皆さんの投稿写真や映像をもっと取り入れた記事を配信していきたいと取り組んでおりますので、ご理解ご協力の程、宜しくお願い申し上げます。

一部の個人名等にはボカシを入れているところがあります。2005年に創刊した「Imachan通信」。ボカシについてはお察しいただきたいところである。

【文と写真】ブルーインパルスファンネット 今村義幸

<デジタル編集部より>

 今回、こちらの無茶ぶりに応えていただいたブルーインパルスファンネットさんに、この場を借りてあらためて感謝申し上げます。

 「ゴールデンウィークにあわせて、いつもと違った方向性で何か特集を」そんなふんわりとした依頼から、こちらの意図を汲み取っていただいた結果、人気コラボ記事「ブルーインパルスファンネット」の前身にあたる「Imachan通信」の復興配信となりました。

 「Imachan通信」が創刊した2005年はどんな時代だったか...違いが分かりやすいSNS事情を調べてみると、前年の2004年に、会員制コミュニティ「mixi」とゲームアプリの代表格「GREE」が誕生しています。mixi・GREEもソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)ではあるものの、現在私たちが利用しているSNSを“便利”だとするならば、これらは“不便”のカテゴリーに入ると思います(あくまでも個人の意見です)。とは言いつつも、私も夢中になったひとり。今では当たり前となっている、まったく知らない人との会話や他人の生活を見る(覗く)ことに初めて触れたのはmixiとGREEだったように思います。(あくまで個人の...)

 写真を含めたデータ交換も今のようにサクサクできなかった時代。そんな時代に「Imachan通信」は創刊したのです。

 今回の配信にあたり、正直、読みにくさもあったかと思います。文書を起こし通常のデジタル版と同様の仕様にしてから配信することも考えましたが、「むしろ“味”があっていいのでは?」と即決し今回のスタイル(新聞の画像化)での配信となりました。画像を拡大しながら読むというひと手間も楽しんでいただけたら嬉しいです。

 全てに始まりがある。

 読み終えた私は、今や人気のコラボ記事「ブルーインパルスファンネット」の歴史に触れた感覚を覚えました。

 そしてまた読み返す。やんちゃだった頃のImachanにもう一度会いたくて...