日刊紙「防衛日報」は、防衛日報社が昭和30年から発行を始めた自衛隊の広報紙です。"自衛隊の今"を伝えるため、広報の話題や全国の部隊の動向などを日刊で発刊し続けています。

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1面:過去の飛行物体は「中国偵察気球」防衛省が3事案推定

 防衛省は2月14日、過去に日本の領空内で確認されていた特定の気球型の飛行型の飛行物体3件の事案について、さらなる分析を重ねた結果、中国が飛行させた無人偵察用気球であると強く推定されると発表した。同省は同15日までに、今後、日本の領空に侵入した場合に備えて、領空侵犯に対する措置として正当防衛や緊急避難などに該当する場合に限られている武器使用のルールを見直す方針を示した。

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2面: 任務達成へ射撃能力の向上図る|陸自14旅団

 陸自14旅団(旅団長・遠藤陸将補)は1月、高知覆道射場(高知県)と日本原演習場(岡山県)で令和4年度「旅団射撃競技会」を実施した。競技会は、隊員、部隊の任務遂行に直結する射撃能力の向上を図るのが目的。部隊長推薦、抽選で選ばれた各部隊の隊員が、89式小銃、20式小銃、機関銃の各個射撃、狙撃銃の組射撃、部隊射撃として分隊戦闘射撃の区分により競い合った。

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