アウトドアやレジャーで「水場」に赴き、友人や家族との時間を楽しむ。とても素敵な時間です。
しかし、その反面『水場での事故』により毎年亡くなっている方がいるのも事実。
今回は「水場」での危険箇所と対策をまとめました。

山 or 水場 危険度が高いのはどっち⁉︎

まず山で起きる事故発生件数は水場に比べて遥かに多いです。

令和元年のデータでは山2,531件、水場1,298件と山での事故発生数は水場の約2倍になります。
では、死亡事故に関して見るとどうでしょう。

山での死亡者数267件、水場での死亡者数674件‥なんと死亡者の件数では水難事故が上回っています。

特に中学生以下の不慮の事故においてはその殆どが水場における水難事故です。
この事から危険度でいえは水場が高いのはいうまでもないでしょう。
では何故、水場では死亡事故が多いのでしょうか?

水場での死亡事故が多い理由

山は意図的に行かなければ事故は起きません。また山に行く際は予め危険を予測し、装備を整えてから向かいます。

しかし、水場は状況が異なります。

川や海で遊ぶ以外の目的でアウトドアに出かけても、自然の中で水場はあちこちに存在しています。そして不意に現れる水場で事故に遭遇してしまう。

つまりは出かける先に現れる水場に対して、予め危険を予測出来ないまま‥無防備な状態で接する事になるため、対応出来ず結果として死亡事故につながってしまうのです。

6つの水難事故要因

水難事故の特徴としては一度発生してしまうと、それが重大な事故につながる可能性が高いことにあります。
そして、そこには6つの要因があります。

①水の中では息ができない
②総じて水が冷たい
③息を吸うために泳ぐ(体温・体力を消耗させる)
中学生以下の死亡事故が多い河川では以下の要因も含まれます

複雑な水流
水圧がある
⑥真水のため浮力が少ない

水場の危険箇所

倒れ込んだ木.竹‬‪
こうした倒木は水中にも枝を張り巡らせており、もし泳いでいて引っ掛かるとそのまま水圧を受けて動けなくなります。‬

‪その状態で顔が水面下に沈むと‥‬

致命的な事故に繋がるので‬‪倒木がある場所は避けましょう。

岩が多く流れのある浅瀬‬‪
膝から腰位の水深‬かつ流れがそこそこ速い場所では‬水圧に逆らって無理に歩こうとすると、川底の岩や遺棄物に足が引っ掛かり水圧を受けて動けなくなります。

これは川での死亡事故の大きなシェアを占めるものです。川に入る際は膝下までの水位にしましょう。

水際の石.岩.コンクリート
水で濡れたり乾いたりを繰り返している場所はコケやぬめりが付着しています。
滑って骨折や頭を打つなどの事故も多発。

乾いていても濡れた足、靴で踏み込むとコケの滑りが復活して滑りやすくなるので足下確認(いきなり体重をかけない)が必須です。

まとめ

上記以外にも河川には様々な危険箇所があります。残念ながら毎年発生している
「水場での事故」
先に述べたように特徴として一旦発生してしまうと致命的な事故になり易いです。

当たり前の事ですが予測.対策が重要です。

そして自然の中で遊ぶ際は、自然の"恵み"を受ける一方で、自然の"脅威"に近づいている認識を持つ事が何より大切です。

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