写真:溶接する隊員(岩見沢駐より))

各隊員の技術練度向上に寄与 アスファルト舗装工事、架設訓練|南恵庭駐105施設機材隊

 <北海道>南恵庭駐105施設器材隊(隊長・髙橋2陸佐)は5月17日から9月8日の間、特殊器材中隊が各種アスファルト舗装工事、架橋中隊が各種架設訓練を実施した。

 特殊器材中隊は、5月17日から8月27日の間、北大演島松地区で路床工、路盤工、表層工を実施。その間、7月14、15、27、28の4日間でアスファルト打設し、訓練環境の向上に寄与した。

 また、8月16日から20日の間、南恵庭自動車教習所のコースで道路幅9.7メートル、長さ35メートルのアスファルトオーバーレイ舗装整備を実施した。これらの工事により、工事管理能力、指揮・指導能力、舗装技術練度向上を図るとともに、教習環境の改善に寄与した。

 架橋中隊は、8月30日から9月8日の間、茨戸渡河訓練場で軽門橋、普通徒橋、MGB、92式浮橋の混合橋を架設。各架設能力、指揮・指導能力、各隊員の練度を向上させた。

 105施設器材隊は「訓練の成果を着実に累積し、常に目的意識を持ちながら、各種事態に即動して、任務を完遂する強靭(きょうじん)な105施設器材隊を引き続き練成する」としている。

路床工

As打設

As打設

混合橋