講堂の修繕で交流も促進 東部方面修繕担当者集合訓練|陸自施設学校(勝田駐)
<茨城>陸自施設学校(学校長・山﨑陸将補)は8月23日から27日の間と9月6日から10日の間、東部方面総監部(装備部施設課)が計画する令和3年度「東部方面修繕担当者集合訓練」を担任・実施した。
訓練は、東部方面隊内の各駐(分)屯地の修繕担当者を招集。勝田駐講堂(昭和32年建築)の修繕工事を通じて、実地に役立つ各種修繕技術を向上させるとともに、担当者間の交流を促進するのが目的。
新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う緊急事態宣言発令のため、修繕担当者が限定されることになったが、外壁材張り、内部かべ紙張り、空調機設置などの作業要領や技術について、部外業者の指導の下、鋭意・熱心に習得した。
訓練の成果は、各駐屯地の環境改善に大きく寄与することが期待される。
施設学校は「今回の成果を資料化・データ化し、参加できなかった駐屯地も含めて、全国の駐屯地に共有していく」としている。