写真:溶接する隊員(岩見沢駐より))
【2021年10月14日(木)2面】 国際平和活動や災害派遣など、さまざまな事態に即応するため、「施設」部隊の存在は大きい。写真を多用して展開する企画「精鋭たち」で、岩見沢駐の営繕等特技者、南恵庭駐の器材や架橋各中隊、陸自施設学校の修繕担当者による訓練の様子を紹介する。
雪囲い作成で練度維持図る 営繕等特技集合訓練|岩見沢駐12施設群
<北海道>岩見沢駐12施設群(群長・荒関1陸佐)は9月13日から17日の間、同駐業務隊管理科営繕班の協力を受け、「営繕等特技集合訓練」を実施した。集合訓練は、営繕等特技者の練度維持を図り、国際平和協力活動、災害派遣などで有用な各種技術を向上させるのが目的。
訓練内容は、鉄工が「電気溶接」と「資材切断およびボルト結合」、木工が「木材表面加工および切断」。5人の特技保有者は、業務隊営繕班が実施する駐屯地施設維持管理業務の場を活用。自分たちの技術を発揮し、隊舎1階の窓に設置する雪囲いを作成した。
12施設群は「これからも各特技保有者の練度を維持向上させる」としている。