1、 はじめに

 こんにちは、ヨメナルドです。
 先月ですが、地元板橋区で行われた災害ボランティア講座に参加しました。そこで、地域が取り組む防災の実情や災害ボランティアとして活動するために必要な知識を得ることができました。特に、活動時の服装について、「なるほど!」と思うことがありました。
 そこで、今回は、近年頻発している水害時に災害ボランティアに行く際に必要な服装の準備をお伝えしたいと思います。ボランティアの活動だけではなく、自宅が浸水した場合も、同じように作業の準備が必要になりますので、自宅が浸水する可能性がある方も準備をしておきましょう。
 そのほかにも、災害復旧の際にあると役立つものを、現職時代の自衛隊の訓練や業務の経験も踏まえてご紹介したいと思います。

2、 災害ボランティアの服装について

① 災害ボランティアの服装にはルールがある⁉

 ボランティアの服装は、災害ボランティアを取りまとめる各自治体の社会福祉協議会などが、活動時の服装を「ルール」としている場合があります( 熊谷市社会福祉協議会 など)。
 実際にボランティアに参加する前に、被災自治体・ボランティアセンターに服装の規定があるかを確認することが必要です。

② 基本は「自己完結」そして「安全」

 災害時のボランティアに求められるものは「自己完結」です。できるだけ被災地に迷惑が掛からないように準備できるものはしていくことが大切です。
 そして、「安全」に活動することが大前提で、ケガをしたり熱中症などにかからったりしないよう、準備が必要です。

 今回は、ルールをもとに、自己完結と安全性がかなうよう、水害時の復旧作業で使える服装を実際に用意しました。

3、 実際に服装を用意してみた

 今回は、作業服用品店で用意しました。初めて店内に入ったのですが、想像以上にデザインがよくて驚きました!そして、必要なものが一店舗で上から下まで用意できる便利さ!これはおすすめです。
 では、購入した一式をご紹介します。

 上から、

・ヘルメット

 頭の保護にとても大切です。ヘルメットの中にタオルを入れておくと、ヘルメット内のベルトの締め付けによる予防になります。

・ゴーグル

 粉塵などが目に入らないように装着することがあるので、用意しましょう。長時間装着していると曇ってくるので、曇り止めも用意するといいです。

・防塵マスク

 高いものから安いものまであります。建設業の方にお話を伺ったところ、写真のような10袋入り199円のマスクでも大抵のホコリは防げるとのことでした。多めに持っていき、都度変えるのもいいと思います。

・レインスーツ(中は長袖長ズボン)

 がれきや泥が多い現場です。尖っているものが直接皮膚に刺さったり、傷から破傷風などの感染症が侵入する可能性もあります。これを防ぎ安全に作業をするため、レインコートの着用をしましょう。夏場のレインコートは暑いので熱中症予防に脱いだ方がいいですが、長袖長ズボンは着用しましょう。
 また、突発的な二次災害によって自分が巻き込まれることもあるため、できるだけ見つけられやすいように色の目立つ明るい服装で参加することをお勧めします。

・革手

 処理するものの中には釘が刺さっていたりするものもあります。革の手袋は軍手やビニール手袋と違い、釘などを通しにくいです。

・長靴(踏み抜き防止インソールを入れて)

 水害の際は泥が堆積している中での活動になることもあり、長靴を履くことが必要な状況もあります。
 今回は、足の部分は固めで、ふくらはぎ部分はぴったりとフィットするものを利用しました。このような長靴は泥に足をとられても脱げにくく安全です。また、小さくたたむこともできるので、持ち運びにもよさそうです!

 長靴の中には、踏み抜き防止用の中敷き(ソール)も入れておきましょう。釘などの尖ったものを踏んでしまった時も安心です。

 この様にに実際に着用しましたが、レインスーツや長靴は普段使いもできるデザインなのでさらにお得だなと感じました!

4、自衛隊現役時代での便利ツール

 また、上記服装・装備に加えてオリジナルでおすすめしたいものが2点あります。
 これは、私が現役の頃に使っていたもので、特に2番目は辛い訓練時に考えたものです。

・カラビナ

 ズボンのポケット等にあるボタン穴やベルト部分にカラビナをつけると、いろんなものを下げることができるのでとても便利です。

・革手の中にビニール手袋

 水や雪を扱う際に、革手の中に薄手のビニール手袋をはめておくと手が汚れるのを防いでくれます。水が貴重な被災地で手洗い時に汚れを落とす時に水の節水になります。また、寒い時期に水を扱う作業の際は、手袋が濡れ気化熱で手が冷えるのを予防できます。

5、 おわりに

 今回はボランティアに参加するための服装を一式揃えてみました。価格、日常での使用、収納など、自分が何を重視するかを考えて準備できます。自分に合った服装を用意しましょう。
 いざ役に立とうと被災地に赴いても、服装や装備が不十分だと万全な活動が難しくなります。到着してから残念な思いをしないように、万端な準備を忘れずに。

撮影協力:いたばし総合ボランティアセンター

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