【地方協力本部】twitterフォロワーランキング 2020年12月

　師走とはよく言ったもので、先生でも無いのに何かと走り回る毎日。あと2週間ほどで激動の1年が終わろうとしていますが、いつもとは違うお正月に備えるためにも（いつも寝正月だから変わらないという説も）、ここで気を抜かず、節度ある行動を心がけたいものです。

　さて、恒例のtwitterランキング。そろそろ「マンネリ」という言葉がチラついて、もう役目は終わったかな、なんて思いに駆られていましたが、前回の自衛隊全ランキング発表の反響や、最近地本の方と会話することがあり、「あのランキングのおかげで、地本の担当者はモチベーションがあがってますよ」なんてお言葉をいただいて、少しはお役に立っているのかな、と。

　ということで、地本ランキングは2カ月ぶりということもあり、原点回帰で今月も大発表。各地本によるプレゼント企画乱立によって、大きく順位が変化していおり、今月は特に見応えあるランキングに。帰りの電車で眺めるも良し、今宵の酒の肴にしっぽりやるも良し。ツウも納得のビルボード、完成しました。

1カ月半の期間で見る増減数ランキング

　集計期間は前回の総合ランキング発表の11月1日から、約1ヶ月半。この期間にフォロワー数を伸ばした上位20地本の発表です。全体的にインフレ傾向で、さらに1つバケモノ的な地本さんがいらっしゃいますが、触れないでおきましょうか…。え？さすがに1位を触れないでおくのは怒られちゃう？

　ということで、ここ1～2カ月のトレンドはなんと言ってもプレゼント企画でした。東京地本もこれで一気に3万フォロワーを達成。マスクプレゼントで脅威の6800RT超え。やはり東京は元々のポテンシャルが違います。約1400万人の人口は並みじゃありません。鳥取県の25倍ですからね（引き合いに出される鳥取…）。そう考えると、鳥取地本さん（約1万）の25倍はフォロワーがいないと示しが付きません。ということで、東京さん、目指すは25万フォロワーですねッ。ｷﾗｯ。

　続く2位は打倒東京!(?)を掲げる神奈川地本。「はまにゃん」ファンのフォロワーたちが、毎日のツイートを楽しみに集っています。プレゼント企画のセンスも良く、しっかりと戦略的に企画を投入しているところが見て取れます。さすがセンスにうるさい横浜っ子。果たして生粋の横浜生まれの方が本部にどれくらいいるのかは疑問ですが、これからもハイセンスなツイートと企画を繰り広げてくれるでしょう。相当期待されていますよ、担当サン。

　ほかにも正直に年内1万フォロワーを達成したいと告白した秋田地本や、「鹿地王戦」などの独自路線で紳士淑女をくすぐる企画（9割方、紳士が喜んでる）が満載の鹿児島地本、本部長手作りプレゼント企画で他とは一線を画した地本最古アカウントの岡山地本が結果を残しました。今やもうプレゼントは珍しい企画ではなく、この施策を講じた上でいかに普段のツイートで魅せるか、にかかってきているようです。

　プレゼント企画の是非はあると思います。「モノに頼りたくない」「もっと若者に情報を届けたい」とお思いの地本担当者さんもいらっしゃるでしょう。または、ウチの地本もやりたいけど上の許可が…とお嘆きの担当者も？　

　それぞれ地本さんによって考え方や戦略が違います。フォロワー数が多くとも情報が届かなければ意味が無いという声もあります。ツイッターは他のSNSに比べ圧倒的に「拡散」の力が大きいツールです。そのフォロワーが直接、入隊に結びつかなくても、その向こうにいるフォロワーに情報が届くことで、網の目のように広がっていきます。

　まさにツイッターは現代版の口コミ最強ツール。かつて口割け女や人面犬の噂が伝播したように（いつの話題なら）、そのことを話題にする人が多ければ多いほど、拡散の可能性が高まります。シンプルに多いに越したことは無い。そんな単純な考えで、目の前の数値が増えることに一喜一憂してみても良いのではないでしょうか。そうすれば自ずと結果につながるはずです。

　…って最近、地本さん向けの真面目な見解が多いので、次の全体ランキングでは、こちらも原点回帰で、かつてのイジり節も交えて紹介していきたいと思います。

毎月入れ替りをみせる神地本10

　上位陣が脅威の伸び率で順位をキープする中、7～10位では変動が。9位に入り初の神地本10に仲間入りしたのは埼玉地本。投稿頻度は決して多くはないもののピンポイントで有益な情報を配信しています。そんな中、11月17日の投稿では、、

　と、全乗っかりの呼吸で例のブームを取り入れてみるものの、コメント欄には「見づらいです（笑）」の愛のある"全集中"攻撃。ええ、確かに見づらいです（汗。

　狙っていたのか"素"なのかはわかりませんが、部員の方々は、地本に配属されて初めてデザインを伴うお仕事に就く方も多いので、大目に見て上げてください（ぴえん）。やはりポスター系のデザインは太めのゴシック体が基本ですので、和物のモチーフは告知に不向きですね…。でも、見境無く乗っかるところ、嫌いじゃないです。

熾烈な争い、再びTOP10の座に

　11～14位の4地本は、初めてランキングを発表した3月時点ではTOP10に入っていた4地本。ニューフェイスの追い上げにその座を渡していますが、まだ復権を諦めたわけではありません。その代表格が本部長の手作りレザーグッズのプレゼントを投入した岡山地本。

　なんでも緒方本部長の趣味が「レザークラフト」とのことで、カレンダーやマスクなどのプレゼント企画が並ぶ中、手作りグッズで差別化を図っていました。こうやって本部長自らが率先して動かれているのは、組織の風通しの良さや結束力が垣間見れて良いですよね。やっぱり雰囲気の良い職場をアピールすることが、一番、募集広報につながると思います。ぜひ担当さんには早く2万フォロワーを達成していただいて、岡山の街から革の素材が姿を消すくらい作ってもらいましょう（んな、無茶な…）

　20位台に目を向けると、和歌山地本と秋田地本の伸びが目立ちます。やはり両地本、プレゼント企画を活用されていました。特に秋田はなんと合計150名にプレゼントという桁違いの当選者数を打ち出して度肝を抜いてくれました。近日、クリスマスまで間に合わせようと、発送作業に追われるサンタの隊員の姿が見られるのではないでしょうか。

1万フォロワーを巡る攻防戦!?

　山梨地本が1万フォロワー達成！おめでとうございます。高知、滋賀、帯広、徳島もあと少し。目標が近いからか、順位の変動も慌ただしく、30位台はほぼ全て入れ替わりました。

　今年デビュー組が多くを占める40位台では、散々イジらせていただいた遅れてきた"ヒーロー"こと広島地本が順位を上げています。開設して約半年。内容についてもいろいろ精査ながら運用されているようで、最近は親しみやすさを意識した投稿が多く見られ、コメント返しをされていたりと工夫されているようです。SNSは一方的な配信だけでなく、可能な範囲での相互交流をすることで、効果を上げるツールなのので、ぜひ今後も"中の人"の色を存分に出していただくことを期待しています！

来年は幅広く着目していきます

　今年は人類にとって決して忘れることの出来ない1年となりました。自衛隊もダイヤモンド・プリンセス号への災害派遣にはじまり、年間を通して多くの訓練や行事が中止に。そして現在も旭川・大阪への看護官らの派遣（関連記事）で、多くの市民が助けられています。

　志の高い自衛官の皆さんがいてくださるから、我々は平和な日常が送れています。しかし、自衛官の皆さんも我々と同じ、市民であることに変わりはありません。自衛官の皆さんに不利益やしわ寄せが行ってしまうことは決してあってはならないこと。その感謝を形にするため、少しでもその負担を軽減できればとの思いを胸に、広報を支援する企画を続けています。来年はさらにInstagramやYoutube、また公式ホームページなんかにも着目しようと思っています。

　今年を締める時期には少し早いですが、本企画としての公開は今年これで最後です。もちろんマジメに自衛隊のニュースをお届けしながら、「おもしろいことやってるな」と言われる防衛系メディアを目指して、来年も独自色を出していこうと思います。ぜひ引き続きご愛顧のほどよろしくお願いします。