航空機体験搭乗で夢膨らむパイロットへの憧れ|岡山地本

セクション画像
航空機へ搭乗する様子

防衛日報 2025年8月27日付


 岡山地本(本部長・山口1陸佐=当時)は7月26日、海自徳島航空基地で、徳島教育航空群の支援を受け、202教育航空隊所属のTC90による体験搭乗を行った。



 募集対象者、保護者14人は、パイロットから機体の説明や機内での注意事項などのブリーフィングを受けた後3組に分かれ、1フライト15分程度で徳島航空基地上空を飛行した。


セクション画像
ブリーフィングの様子

セクション画像
TC90


 また、基地内の施設見学では、万が一、航空機事故が起きた際に消火活動を行う消防車や地上救難員の仕事についての説明を受けた。


セクション画像
消防車見学の様子

セクション画像
放水展示の様子


 実際に隊員が着用する防火服を試着した参加者からは、「とても暑いです」「防火服を着て、少し動くだけでも大変でした。これで作業をするのがすごいです」という声が聞け、装備について隊員へ積極的に尋ねる様子が見られた。


セクション画像
防火服試着体験の様子


 参加者からは、「小さい飛行機だったけど、思ったより揺れなかったです」「パイロットに憧れています。なるためには英語力が必要ですか」などの感想や質問を聞くことができた。


 岡山地本は「海上自衛隊や航空自衛隊の基地がない岡山県にとって、航空機の体験型広報は自衛隊の航空部隊を知ってもらう貴重な機会となっている。今後も広報活動を通じて、自衛隊への理解の深化、募集基盤の拡充を図っていきたい」としている。