防災イベントで20普連重迫撃砲中隊がカレーライスを提供|山形地本

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山形地本鶴岡出張所(所長・谷1空尉)はこのほど、鶴岡銀座商店街で開催された「まちなか防災フェスタ2024」に参加した。イベントは、地域住民の防災に関する知識の深化、防災意識の高揚を目的に、今回初めて開催された。
 
炊き出し訓練で約250食提供

 イベントの目玉として、鶴岡市の地域担任部隊である20普連重迫撃砲中隊による炊き出し訓練が行われ、隊員たちが早朝から各種食材を準備し、カレーライス約250食分を調理。同中隊の隊員たちはカレーライスを一皿一皿丁寧に盛り付け、来場者に手渡しで提供した。

隊員がカレーライスを丁寧に盛り付け提供

 同中隊が炊き出し訓練で調理する様子を高校生など多くの地域住民が真剣に見学。同所は見学者に訓練の状況や野外炊事車などの装備品について分かりやすく説明し、自衛隊の災害時における活動について理解の促進を図ったほか、広報ブースの展示を通じて自衛隊の魅力を発信した。

広報ブースを出展する鶴岡出張所

 普段、目にする機会が少ない炊き出し訓練を多くの方々に見学してもらうとともに、隊員の温かい対応や献身的な姿を知ってもらう絶好の機会となった。

記念撮影の様子

 鶴岡所は「地域との交流および募集・広報という趣旨を理解し、協力いただいた部隊に感謝申し上げるとともに、引き続きこのような機会を通じて、地域とのつながりを強固にし、自衛隊に親近感を抱いていただけるよう、募集・広報活動に取り組んでいく」としている。


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自衛隊新潟地方協力本部
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