参加者が自衛隊をより身近に感じる「募集広報の日」を支援|久居駐屯地

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車両の整備体験

防衛日報 2025年9月30日付


 久居駐(司令・南平1陸佐)は8月28日、駐屯地で三重地本が実施する「久居駐屯地募集広報の日」を支援した。行事は、募集最盛期に「募集広報の日」を設定し、自衛隊への理解を促進して志願者獲得、入隊意欲の維持向上を図るのが目的。


 連日の猛暑にもかかわらず、総勢68人(うち募集対象者43人)が募集広報の日に参加した。


 当日の8時30分に久居訓練場で受け付けが開始され、楽しみにしていた参加者が続々と集まった。受け付けの後、久居駐に入った参加者は、駐屯地体育館でらっぱ演奏、格闘展示を見学。


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受付の様子


 らっぱ演奏では、普段、自衛官が耳にする号令などの音色に聴き入っていた。格闘展示では、格闘の技が決まる度に参加者は、「すごい」「かっこいい」と声をあげ、体育館は大きな拍手に包まれた。


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らっぱ吹奏に耳を傾ける参加者

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迫力のある格闘展示

 

 その後、参加者は3つのグループに分かれ、重迫撃砲中隊の動的訓練展示、車両整備工場見学、装備品展示・大型トラックの体験試乗を行った。


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重迫撃砲中隊の動的訓練展示


 中でも、装備品展示・大型トラックの体験試乗では、普段、見ることのできない自衛隊の車両に参加者は大興奮の様子だった。また、大型トラックの体験試乗では久居訓練場の不整地の揺れを体験した参加者からは笑みがこぼれ、楽しんでいた。


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体験試乗いってらっしゃーい!


 最後には隊員との懇談が行われ、参加者は、自分たちの不安に思っていることや、疑問点を打ち明け、隊員たちは親身に聞き入れて体験談を語るなど、参加者の不安を払拭(ふっしょく)できるいい機会となった。


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自己紹介をする隊員(懇談)

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和やかな雰囲気の懇談


 久居駐は「行事を終えた参加者は自衛隊、久居駐をより身近に感じることができ、募集広報の日は大成功に終わった」としている。