上富良野駐3地対艦ミサイル連隊本部管理中隊(中隊長・遠藤1陸尉)は10月2日、同駐で持続走記録会(5キロ)を実施した。
中隊は日ごろから、体力練成を実施し、訓練多忙な時期にも時間を作って体力向上に努め、記録会に向けて練成した。
当日は、秋晴れの穏やかな天気の中、一斉にスタート。最年長の55歳の隊員は「定年まで、まだまだ若い隊員には負けん」と走り、23分32秒の記録を出した。8月に上番した先任上級曹長(河原准陸尉)は「みんなで走り、団結がさらに強固なものになった」と強く感じていた。
懇親会は、上富良野のソウルフードでもある「豚さがり」を堪能(たんのう)した。上富良野の豚さがりは一般の豚と違い、「地養素」という木酢液を混ぜた飼料を食べることによりストレスの少ない健康な豚が育ち、1頭からわずか250グラム~300グラムしかとれない貴重な肉。疲労した筋肉が完全に回復するように感じるおいしい肉だ。
今回、企画した訓練陸曹(佐藤2陸曹)は「忙しい中ではあったが、みんなで走って、おいしい物を食べ、中隊の士気が上がったのではないか」とうれしそうに語っていた。
3地対艦ミサイル連隊本部管理中隊は「今後も中隊長を核心とし、精強な部隊になるよう邁進していく」としている。