陸空一体のチームワークであばしりオホーツク流氷まつり支援|美幌駐屯地

第6即応機動連隊

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陸・空自衛隊集合写真


 美幌駐6即応機動連隊機動戦闘車中隊(中隊長・宮本3陸佐)は1月16日から2月7日の間、網走市港町網走商港埠頭特設会場で、「あばしりオホーツク流氷祭り」を支援した。


 支援は、あばしりオホーツク流氷祭り実行委員会が主催するイベントに空自網走分屯基地(作業隊長・長尾准空尉)と協力。氷の滑り台、メインステージの制作、会場設営協力作業を支援し、円滑なイベント運営に寄与するとともに、自衛隊に対する理解と親近感の醸成を目的として参加した。

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作業要領の説明

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滑り台の位置を測量

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滑り台の位置を測量


 これまで機動戦闘車中隊と網走分屯基地は、網走流氷おどりや網走マラソンなど、積極的に網走市に対する行事を支援している。

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削りだした雪を連携して運搬


 今回、現場指揮官を網走分屯基地の隊員が務め、その指揮の下で作成にあたった。支援期間中は氷点下10度を下回る気温の日や、降雪などの悪天候に見舞われる日などがあったが、緻密な作業工程管理により予定どおり作成を完了した。

 祭りが開催される直前の2月5日には、会場に美幌駐司令(中津1陸佐)と網走分屯基地司令(高江2空佐)が揃って激励に訪れ、共同で作成した滑り台を体験するとともに、両自衛隊の支援隊員の労をねぎらった。

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両司令による滑り台の機能点検(左・中津司令 右・高江司令)


 機動戦闘車中隊は「支援を通じて、理解と親近感の情勢を図るとともに、網走分屯基地との協力関係を強化し、円滑なイベント運営に寄与することができた」としている。


陸上自衛隊 美幌駐屯地