見て・触れて・味わって―海自輸送艇2号、いわきで大人気|福島地本

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海上自衛隊 輸送艇2号と記念撮影

防衛日報2025年7月3日付け


   福島地本(本部長・栗木1陸佐)は5月24、25の両日、小名浜アクアマリンパーク(いわき市)で海自輸送艇2号による艦艇広報を支援した。


 輸送艇2号は、物資、人員などの海上輸送、災害時に備えた港湾や海岸付近の揚陸、搭載に適した場所の調査などを主な任務とする、海自が保有する唯一の小型揚陸艇。

 

   24日は一般公開を行い、来場者数は2134人と輸送艇2号で過去最大の集客となった。訪れた来場者からは、普段、見ることができない艦艇の構造や装備品を目の前に歓喜の声が響きわたり、特別な週末となった。この日は、いわき市危機管理部長以下8人を招待し、災害救助に伴う自衛隊の活動に対して理解を深めることができた。

 

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隊員が真心こめて作った海自カレーをいただきます!


   25日は、募集対象者に対して特別公開を行い、艦橋や食堂などの艇内見学、ロープワーク体験のほか、乗員が真心を込めて作った海自カレーを喫食体験するなど、参加者が記憶に残る貴重な時間となった。


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福島地方協力本部オリジナルのカレー専用スプーンをプレゼント


   特別公開の参加記念として、レーザー加工機を活用して乗艇記念を印字した福島地本オリジナルのカレー専用スプーンをプレゼントすると、「すごくうれしいです。部屋に飾ります」「このスプーンでカレーを食べます」などの声を聞くことができた。


 

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制服の試着も大人気


 また、福島地本として装備品展示やミニ制服の試着コーナなどを開設し、艦艇広報を盛り上げた。

 福島地本は「今後も地域に密着した広報活動を行うことで、多くの方々の自衛隊に対する認知と理解を深めていきたい」としている。