避難所から支える防災 関係機関と実践的訓練を実施|豊川駐屯地

第10高射特科大隊

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温めたレトルトパックの配布

防衛日報 2025年12月18日付


 豊川駐10高射特科大隊(大隊長・田中2陸佐)は11月8日、愛知県豊橋市で実施された「令和7年度豊橋市総合防災訓練」に参加した。


 訓練では、災害発生から72時間が経過した「応急対応期」に焦点を当て、10高射特科大隊は各関係機関、防災リーダーと連携した実践的な避難所運営訓練に協力し、地域との連携を生かした防災力の強化を図った。


 特に避難所で野外炊具を利用し、レトルトパックを湯せんする炊事支援を行い、炊事作業の景況、使用機材の展示により、自衛隊の災害時の活動について、参加者に対して理解を深めた。


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レトルトパックの湯せん


 また、防災講話では「被災地での活動と地域の共助」について講話を行い、災害派遣時の自衛隊の活動や防災の考え方について講話した。


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防災講話


 10高射特科大隊は「今後も地域の防災力向上に貢献するべく、関係機関との連携を密にし、引き続き各種災害対処訓練に積極的に参加してまいります」としている。