同青年部会と兵庫地本がタッグ 青野原駐に桜の苗木を植樹|兵庫地本

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兵庫地本(本部長・福森1陸佐)によると、12月12日、青野原駐(司令・小林1陸佐、植樹式当時・栗田1陸佐)で桜(苗木)の植樹式が実施された。
 
苗木は「西宮権現平桜」「夙川舞桜」「宮の雛桜」の3本

 植樹の発端は、兵庫県防衛協会青年部会(会長・尾﨑智治氏)が青野原駐創設48周年記念行事への参加の際、駐屯地所在地(兵庫県小野市桜台1番地)の謂いわれとなった駐屯地内の桜が昭和51年8月の青野原駐創設当時に地元協力者からの寄贈によるもので、老木の域に入る約50年が経つことを知ったのがきっかけ。

 そこで、兵庫県防衛協会青年部会の女性役員が中心となって当時の栗田司令に対して桜の苗木の寄贈を申し入れ、同青年部会と兵庫地本がタッグを組んで、植樹式が実施される運びとなった。

 植樹式は、青年部会側からは会長以下6人、青野原駐側からは司令以下4人が参列し、晴天の下に実施された。寄贈された苗木は3本で、「西宮権現平桜」「夙川舞桜」「宮の雛桜」の3種類。名称のとおり兵庫県西宮市生まれの桜で、ソメイヨシノが多く生育する青野原駐に新しい桜が加わった。

 植樹式でのあいさつで、栗田司令が好きな花言葉は、桜の「あなたに微ほほ笑む」であると述べた。苗木たちが青野原駐隊員のほほえみによって大きく生育し、やがて花を咲かせて隊員にほほえみ返してくれることを、参列者は固く信じ、植樹式を終えた。


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