札幌地本(本部長・栗田1陸佐)はこのほど、札幌コンサートホールKitaraで開催した「北部方面音楽隊第93回定期演奏会」で広報活動を行った。
札幌地本(本部長・栗田1陸佐)はこのほど、札幌コンサートホールKitaraで開催した「北部方面音楽隊第93回定期演奏会」で広報活動を行った。
93回目の開催となる定期演奏会は、隊員が真摯(しんし)に演奏する姿を周知し、自衛隊に対する協力機運の醸成、募集環境の好転を図るとともに、音楽科職種部隊の音楽演奏の練度向上を目的とし、開演前のロビーコンサートや演目「序奏、主題と変奏」「交響組曲ハリー・ポッター」などの演奏が行われた。
また、活動写真を集めて作成したポスターの中に隠れた「羊のモコ」を探してもらうなど多くの人たちに楽しんでもらい、自衛隊や札幌地本の活動を理解してもらった。
広報ブースへの来場者は、約400人に上り、音楽演奏への称賛や広報活動に対する応援の声を多くの人たちからもらうことができた。
札幌地本は「引き続き音楽隊と連携した活動を行い、多くの人たちから理解の得られる活動および自衛隊をより身近に感じていただけるような活動を継続していきます」としている。
<編集部より>
音楽はあわただしい日常を抜け出し、ほっとする瞬間に一時の安らぎを与えてくれ、時に沈んだ気持ちを奮い立たせてもくれます。歌とともに楽器が奏でる耽美な空気はファンにはこたえられない、そんな時間となるものだと思います。
これに、付随するホワイエでのPRコーナーがあり、休憩時間にはマスコットキャラクターが次の演奏に向けて高揚させてくれる…。とにかく、「音楽の力」ってすごいんですよ。
旧社で音楽月刊誌の編集に携わったことがあるもので、少し気合が入りすぎました。気持ちを入れ替えまして。この「編集部より」では、自衛隊音楽隊の素晴らしさをそのつど紹介してきました。専門家から高い評価を受ける技術はもちろん、最近では聴衆をステージに上げる「参加型」や踊り、手拍子などを交えた「一体型」、地元の学校の吹奏楽部への「出張授業」などなど。広報的な活動は今や、枚挙にいとまがないほどなのです。
それだけ、まだまだPRをしたい音楽隊側と、音楽隊や自衛隊のことをまだまだ知りたいという一般人の双方の思いのマッチングができているような気がします。
本日は、札幌地本から情報が寄せられ、防衛日報でも紹介した陸上自衛隊北部方面音楽隊の「第93回定期演奏会」の報告です。北方音は1972年の札幌冬季オリンピックでは中心的音楽隊として活動したことでも知られています。
この日は、開演前のロビーコンサートや、キャラクター「羊のモコ」がホワイエで盛り上げ、地本はブースでしっかりと広報しました。民間でも同様ですが、メインのステージだけでなく、会場内外でのこうした趣向をすべてひっくるめた上での公演なのです。休憩や終了後の余韻満載の時間も無駄にはしません。聴衆を飽きさせはしませんぞ…そんな気持ちが伝わってくるというものです。
音楽隊は、オリンピックなどの国家的な儀式や式典での演奏、訓練時や実任務中に隊員の士気を高揚させるための演奏をしたり、一般国民向けのコンサートや、各種イベントでの演奏などで自衛隊を広報します。
個人的には、大好きな大相撲の千秋楽で行われる表彰式での音楽隊の国歌演奏も大好きです。かつて、取材時は執筆を中断し、土俵の近くに行きました。会場の興奮冷めやらぬ状態から静寂へと、その場の雰囲気が一気に変わり、音楽隊の前奏が始まる。冒頭のように、何ともいえない気持ちになるのを感じ、多くの観客を音楽でリードする音楽隊の存在が素晴らしいと思うからです。テレビの前でも同様。その瞬間はとくに注目しています。
国技の表彰式という厳粛な場を構成するその「一員」となっていることを、改めて誇りに思います。