られた隊力で任務完遂 戦車中隊が訓練検閲で真価を発揮|鹿追駐屯地

第5戦車隊

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作戦地域への前進を開始する第1戦車中隊

防衛日報 2025年10月22日付


 鹿追駐5戦車隊(隊長・古林2陸佐)は9月5日から11日の間、北海道大演習場で、1戦車中隊(中隊長・山中1陸尉)の訓練検閲を実施した。


 訓練検閲は、「令和7年度北海道訓練センター実動対抗演習第2運営」の場で実施される「令和7年度第1次旅団訓練検閲」の受閲部隊である27普連に配属される戦車中隊として、「防勢行動における普通科連隊に配属された戦車中隊の行動」を検閲課目として実施された。 


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隊容検査

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WAPCによる中隊指揮所の開設


 中隊長は、受閲にあたり「任務完遂」「安全管理」の2点を要望事項として掲げ、中隊を的確に指揮するとともに、機甲幕僚として連隊長を積極的に補佐した。


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戦車機動後は履帯痕を除去

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四周を警戒中の警戒員


 中隊は、中隊長の指揮統率の下、中隊一丸となって訓練検閲に臨み、6夜7日に及ぶ防御準備に引き続く防御戦闘で、限られた隊力、時間の中、各隊員はそれぞれの職務を全うし、中隊の任務を達成した。