鹿追駐5戦車隊(隊長・古林2陸佐)は9月5日から11日の間、北海道大演習場で、1戦車中隊(中隊長・山中1陸尉)の訓練検閲を実施した。
訓練検閲は、「令和7年度北海道訓練センター実動対抗演習第2運営」の場で実施される「令和7年度第1次旅団訓練検閲」の受閲部隊である27普連に配属される戦車中隊として、「防勢行動における普通科連隊に配属された戦車中隊の行動」を検閲課目として実施された。
中隊長は、受閲にあたり「任務完遂」「安全管理」の2点を要望事項として掲げ、中隊を的確に指揮するとともに、機甲幕僚として連隊長を積極的に補佐した。
中隊は、中隊長の指揮統率の下、中隊一丸となって訓練検閲に臨み、6夜7日に及ぶ防御準備に引き続く防御戦闘で、限られた隊力、時間の中、各隊員はそれぞれの職務を全うし、中隊の任務を達成した。