ブルーインパルスが、大阪・関西万博での歴史的な二日間の展示飛行からの、4週連続5回の展示飛行を完遂しました。
ブルーインパルスには、安全対策として、その詳細は明らかにされていないものの、年間の遠征に当てる展開日数や連続展示回数の上限を設定しているとされています。
今年は例年より早い梅雨明けが記録され、そうした気象条件が予想されたことからも、7月中旬に万博での展示飛行が実現し、この連続展示飛行がスケジュールされました。
万博でブルーインパルスをはじめて見て興味を持たれ、その後の展示飛行に出かけたファンの方もおられるようです。4週連続はブルーインパルスにとっても忙しいスケジュールですが、追いかけるファンにとっても大変なスケジュールです。関係者の皆様も、ファンの皆様も大変お疲れ様でした。
ブルーインパルスの展示飛行には、万博飛行の大阪府内で見せた航過飛行、万博会場上空で見せた編隊連携機動飛行、航空祭でのみ見せる曲技飛行(アクロバット飛行)の三種類があります。松島町日本三景の日、東北町湖水まつり、氷見市ひみまつりは編隊連携機動飛行でした。編隊連携機動飛行は、宙返りや背面飛行といった曲技飛行こそ行わないものの、6機で編隊飛行や旋回、隊形変換などを伴う機動飛行を見せるものです。
ここでは皆様からの投稿写真や動画を中心に東北町、松島町、氷見市での展示飛行を振り返ります。