装備を使いこなす力を養成 資材運搬車・揚重機操作教育|美幌駐屯地

第6即応機動連隊本部管理中隊施設小隊

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急斜面を通過

防衛日報 2025年12月24日付


 美幌駐6即応機動連隊本部管理中隊施設小隊(小隊長・三嶋2陸尉)は11月25日から12月5日の間、駐屯地内で資材運搬車、揚重機操作教育を実施した。


 訓練は、操縦手要員に対して教育を実施し、装備品を安全かつ効果的に運用するために必要な知識・技能を習得させるのが目的。


 訓練内容は座学と実技訓練の構成で、前段の座学では関係法令、車両や揚重機の構造・機能、点検要領、力学的基礎知識など運用に不可欠な内容について理解を深めた。


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構造を理解したうえで運行前点検


 後段の実技訓練では、資材運搬車による基本走行から応用走行、荷の運搬を通じて安全確実な操作手順を体得した。


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実技訓練


 また、揚重機運転では操作要領、重量目測、玉掛け、合図などの現場で求められる総合的な技能を演練した。


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揚重機で緻密な操作


 特に、資材運搬車による応用走行では、通常の車両では進入困難な急斜面や不整地を走行するために適切な経路判断と正確な操作が必要となるため、参加した隊員は慎重に確認しながら取り組んだ。


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急斜面を通過


 6即機連は「今後も各種装備品の性能を最大限に引き出し、任務を安全に遂行できる隊員の育成に努めていく」としている。