久留米で鍛える“防衛の芽”―女性候補生が力強く成長中|久留米駐屯地

西部方面混成団 第118教育大隊


   久留米駐西部方面混成団118教育大隊(大隊長・児玉2陸佐)は、九州で唯一、女性自衛官候補生の教育を担任し、久留米の地で未来の自衛官を育成している。

 

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教育指導部と共に


   基本教育は、常に時代の変化、入隊する候補生の性格や才能の変化に対応できる柔軟性が必要。常に自らを律し、勉学に励み、教育技能の向上に努めるとともに、「自衛官候補生にとって人生で1回しかない唯一の基本教育であり、やり直しのきかない実戦である」という認識の下、教育を行っている。

 現在、男女混合教育を行っており、また、約3カ月の教育期間で、着隊当初の不安げな表情から一変し、力強く自信に満ちあふれた自衛官へと羽ばたく姿を間近で見守ることは、大きな喜びだ。

 

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戦闘訓練時、班員と共に


   共通教育中隊長の要望である「活模範であれ」に応えるべく教育開始前には、各種教訓の普及徹底、増援教官・助教などの早期戦力化を図り、心技体に優れた候補生の育成に努めている。

 


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教育指導員と一緒に集合写真

特に力強く成長していく女性自衛官候補生たちの姿は、女性自衛官の活躍を示唆するもの。118教育大隊は「教育部隊の指導部として、日本の防衛の礎を いしずえ 築くという使命を実感しながら、その職責を今後も全力で全うしていきます」としている。