陸自衛生学校(学校長・白石陸将補)は1月15日、「令和7年度戦傷治療集合訓練」を実施し、全国の衛生科部隊から約130人の隊員が参加した。隊員たちは、衛生学校階段教場での講義に加え、体育館に設けられた各ブースで実習や見学を行った。
陸自衛生学校(学校長・白石陸将補)は1月15日、「令和7年度戦傷治療集合訓練」を実施し、全国の衛生科部隊から約130人の隊員が参加した。隊員たちは、衛生学校階段教場での講義に加え、体育館に設けられた各ブースで実習や見学を行った。
ブースは4つのカテゴリーに分かれて展開。「トリアージ・ムラージュ」 では、患者状況表を用いて緊急度判定を行い、フィードバックを実施。さらに、治療対象となる損傷の簡易模型を、市中で購入可能な資材で作成した。
「FAST検査」では、臓器配置の理解(解剖生理)教育の後、プローブ走査法の講習と実習を行い、画像読影、報告までを実施した。
また、「新教材紹介」では、訓練で使用する教材展示に加え、企業も参加し、アプリを活用したトレーニングなどを紹介。
「メンタル強化技法」では、ストレスに関する教育の後、心理課程に在籍する学生が主体となり、個人ストレス対処技法の実習を行った。
午後からは、DCS(ダメージコントロール手術)訓練を実施。衛生学校所属の医官が、手術室環境を模した場で、戦傷模型を用いて実践的な手術シミュレーションを行い、手技の解説を行った。
衛生学校は「今回の教育を通じて、戦傷治療能力向上に資する隊員の育成を図るとともに、TCCC(戦術的戦傷救護)を中心とした戦傷治療能力のさらなる向上につなげることができた」としている。