京都地本(本部長・田方1陸佐)は10月2日から6日の間、福知山駐で実施された「第3次予備自衛官招集訓練」を支援した。
招集訓練は、5日間延べ37人の予備自が参加し、まだ暑さの残る中、汗を流して訓練を受けた。訓練開始式後、地本との懇談時間が設けられ、予備自の処遇改善などについて地本による制度説明が行われ、参加者は真剣に耳を傾けた。
また、京都府隊友会副会長兼福知山支部長の井上善明氏は自己の経験を踏まえた温かい激励を行い、充実した訓練に期待を寄せた。
訓練を担任する7普連の基幹要員は熱心に指導を行い、参加者はこれに応じるように現役時代さながらの高い規律を持って体力測定や射撃検定などに取り組んでいた。
訓練終了時には、部隊から成績優秀者へ表彰が実施され、京都地本から射撃の部で受賞した橋場予備3陸曹は「体力に自信のない自分ですが、頑張りました。有事に備え、いざと言う時に立ち向かえるよう精いっぱい、これからも訓練に励みます」と語った。
京都地本は「予備自衛官との連携を密にして出頭率を向上させるとともに、制度広報により志願者確保に努めていく」としている。