<鳥取>米子駐8普連(連隊長・中尾1陸佐)は、陸自13旅団管内で唯一の積雪寒冷地部隊に指定された冬季装備を保有する部隊。毎年1月上旬から2月下旬ごろにかけ、その練度を維持・向上するためスキー訓練、積雪地訓練を行っており、積雪地部隊としては日本で最も西に位置する部隊であることから、広大な地域を担任し、その重要性は極めて高い。
冬季における戦闘訓練
<鳥取>米子駐8普連(連隊長・中尾1陸佐)は、陸自13旅団管内で唯一の積雪寒冷地部隊に指定された冬季装備を保有する部隊。毎年1月上旬から2月下旬ごろにかけ、その練度を維持・向上するためスキー訓練、積雪地訓練を行っており、積雪地部隊としては日本で最も西に位置する部隊であることから、広大な地域を担任し、その重要性は極めて高い。
冬季における戦闘訓練
各中隊は部隊スキー指導官を中心として冬季訓練を行いスキー機動、積雪地における戦闘要領、野外における宿営などさまざまな訓練を通じて積雪寒冷地部隊としての練度向上に努めている。
冬季における戦闘(小銃小隊)
冬季における戦闘(狙撃)
さらに、冬季戦技訓練隊を活動させ、各種バイアスロンの競技に参加し、国民スポーツ大会にも出場している。バイアスロンは、ウインタースポーツにおける二種競技。クロスカントリースキーとライフル射撃を組み合わせた競技で、冬季近代二種と呼ばれる。
また、スキー指導者を育成する部隊スキー指導官養成訓練を毎年行って指導者の育成にも力を入れるとともに、異動してきたスキー未経験の隊員や昨年入隊した隊員を対象として積雪地の行動に必要な基礎的知識、技能習得のため新補職者訓練を実施している。
8普連は「積雪寒冷地部隊としていかなる任務にも対応すべく、これからも練度向上に努めていく」としている。
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