太鼓と掛け声響く 留萌最大の祭りで地域と共に汗流す|留萌駐屯地

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小川連隊長も最後まで巨大あんどんを押して歩いた

防衛日報 2025年8月21日付 


 留萌駐(司令・小川1陸佐)は7月26日、留萌市で実施された「るもいどん涛まつり」に参加した。


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今年は豊穣の雨に恵まれたと述べ留萌市の熱量を上げた中西市長


 やん衆魂蘇(よみがえ)る留萌最大の祭りで、夕暮れ時から大小さまざまなあんどんが集結し、「雷夜!」という威勢のいい掛け声と太鼓の音を響かせながら市内を練り歩く。駐屯地からは約50人の隊員が巨大あんどんを押したり、はねと隊として踊るために参加した。


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悪天候でもまつりを盛り上げた留萌千望太鼓


 行事の開催にあたり、祭りの成功と安全を祈願する出発式を実施。あいにくの雨ではあったが、中西市長が「今年は豊穣の雨に恵まれました。秋には皆さんのお手元においしいお米が届くでしょう」とあいさつし、留萌市民の熱量を上げて祭りが始まった。


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まつりの成功と安全を祈願する出発式


 連隊長も市長や道議たちと市内を練り歩いたり、神輿を担いだりして祭りを盛り上げた。また、隊員と合流後は最後まで一緒に巨大あんどんを押し続け、気持ちの良い汗を流してフィナーレを待った。


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浅野道議たちと力を合わせて女神輿を担ぐ小川連隊長

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悪天候でもまつりを盛り上げた留萌千望太鼓

 

 留萌千望太鼓も今年の主役だったため、力強く太鼓を叩(たた)き続け祭りを盛り上げるのに貢献した。

 悪天候ではあったが、あんどんの光とやん衆はねと隊、市民の熱量で留萌の夜空を照らし、まつりは大盛況の内に幕を閉じた。


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雨にも負けず留萌市を大小様々なあんどんが埋め尽くした


 留萌駐は「引き続き地域とともにある駐屯地を目指してあらゆる行事に協力していく」としている。