福島地本(本部長・栗木1陸佐)はこのほど、相馬市民会館(相馬市)で、相馬市が主催する「アメリカ空軍太平洋音楽隊ファイナル・アプローチ コンサート イン そうま」を支援した。
コンサートは、東日本大震災の発生以降、米軍が継続して行っている。音楽を通じた日米の絆のきずな、継続を目的として開催され、約600人が来場した。
会場ロビーには、陸自6師団44普連の支援の下、福島地本が広報ブースを展開。大震災発生時における米軍の「トモダチ作戦」、自衛隊の相馬市での活動状況のパネルを展示し、来場者に対して当時の日米の取り組みを紹介した。
当日は天候に恵まれ、開場前から来場者が列を作るなど、多くの来場者でにぎわった。
コンサートが始まると、米空軍太平洋音楽隊員によるダイナミックでパワフルな演奏と、ボーカルの艶やかで伸びのある歌声が響き渡り、聴衆を魅了した。
また、主催者のあいさつでは、相馬市からコンサートの協力者として福島地本が紹介され、地方公共団体と自衛隊との連携を来場者に印象づける機会となった。
来場者からは、「本場のジャズやロックの演奏に大変、感動した」「リズミカルでダンサブルな演奏に自然と体が動いた」といった声も寄せられ、コンサートは大盛況のうちに幕を閉じた。