美幌駐6即応機動連隊(連隊長・中津1陸佐=12月16日異動)は12月6日から8日の間、然別演(しかりべつ)習場で、「第4次基礎となる部隊等(火力支援中隊・本部管理中隊補給小隊)訓練検閲」を実施した。
美幌駐6即応機動連隊(連隊長・中津1陸佐=12月16日異動)は12月6日から8日の間、然別演(しかりべつ)習場で、「第4次基礎となる部隊等(火力支援中隊・本部管理中隊補給小隊)訓練検閲」を実施した。
訓練検閲は、火力支援中隊(中隊長・林1陸尉)に対して、「火力戦闘部隊として基幹部隊が戦闘力を組織化するために必要な事項および隊員の基本的行動」について、本部管理中隊補給小隊(小隊長・仲野准陸尉)に対して、「連隊の任務達成のため、戦闘力を維持する兵站(へいたん)活動に必要な事項」を評価するとともに、その進歩向上を促すことを目的に実施した。
訓練検閲に先立ち統裁官の中津1佐は、「各級指揮官は、手段を駆使して状況を把握し、適時に判断せよ」「戦闘力を組織化せよ」
「各種管理に万全を期せ」の点を要望。各受閲部隊が1件の事故もなく、部隊一丸となって任務を完遂することを期待し、訓示とした。
受閲部隊は然別演習場に移動後、隊容検査を実施。状況開始以降、昼間、夜間の車両行進に引き続き、集結地占領前に燃料タンク車による夜間の燃料補給活動を全車に行い、火力支援中隊は整斉と集結地を占領し、火力戦闘に備えた。
【火力支援中隊】
翌朝、前進観測班、火力誘導班、測量班を先行させ、敵の重要目標、第一線の目標情報を収集。火力戦闘に資するとともに、火砲の広域分散、頻繁な小移動の併用により敵火からの損害を局限し、戦闘の終始を通じた火力戦闘の継続により、先遣された我第一線中隊の部隊に火力協力し、敵を打撃・減殺して、攻撃に寄与した。
また、無線通信のほか、移動用クローズ系クラウドシステム、火力戦闘指揮システム(FCCS)、指揮統制系システム標準化装置(平導院)などのシステム・装備品を最大限活用して、作戦の終始を通じたシステム通信組織を構成し、維持運営した。
【補給小隊】
状況開始以降、補給品などをあらゆる敵の攻撃から防護し、補給活動を継続するため、小隊長の「分散と偽装の徹底」という指針に基づき、糧食、燃料、弾薬など補給品を分散。96式装輪装甲車を活用した巡察による補給品防護、第一線中隊、火力支援中隊が必要な糧食、燃料、弾薬の現況把握、旅団段列からの受領、中隊への交付を確実に行い、練成成果を遺憾なく発揮した。
火力支援中隊、補給小隊は全隊員が一丸となってその任務を完遂し、1件の事故もなく訓練検閲は終了した。
検閲終了後、統裁官は、美幌駐体育館で受閲部隊に対し、「火力支援中隊および補給小隊は、検閲を通じて明確となった課題を早期に分析して教訓に反映させ、今後の訓練の資とし、さらなる練度向上に努めてもらいたい」と述べた。